富士通のセキュリティ対策強化
2014-12-02 09:00:02
富士通、CipherCloud採用で顧客情報セキュリティ強化!大規模コンタクトセンターの安全対策
富士通、CipherCloud for Salesforceで顧客情報セキュリティを強化
富士通は、個人向けパソコン「FMV」の大規模コンタクトセンターにおいて、サンブリッジが提供する個人情報暗号化ソリューション「CipherCloud for Salesforce」を導入しました。これは、マルチチャネル化が進む顧客対応において、SNSなどを通じた最適な顧客サポートを提供するという課題への対策として実施されました。
従来のコンタクトセンターシステムでは、顧客情報のセキュリティ対策が課題となっていました。そこで富士通は、新たに開発したオンプレミスの業務システムと、Salesforceのクラウドサービスを融合した大規模コンタクトセンターシステムを構築しました。
このシステムでは、Salesforceに格納される個人情報は、社内に設置されたCipherCloud for Salesforceの暗号化ゲートウェイを経由することで、暗号化されて保存されます。これにより、Webブラウザやメールからのアクセスでも、暗号化ゲートウェイを経由しない限り、情報は解読不可能な状態となります。
富士通パーソナルビジネス本部 ソフトウェア開発センター 第三開発部部長の関口篤氏は、「CipherCloudの導入により、顧客の個人情報や問い合わせ内容は、すべて暗号化された上でクラウドに保存・管理されるため、高いセキュリティを確保した安全な運用が可能になりました」と述べています。
CipherCloudのグローバルアライアンス担当シニアバイスプレジデントであるDev Ghosha氏は、世界的なデータ規制強化の動向に触れ、「CipherCloudの導入が、富士通のコンタクトセンターのクラウド移行を可能にし、セキュリティとプライバシーのリスクを克服しました」とコメントしています。
CipherCloudは、複数のクラウドアプリケーション間で機能や性能に影響を与えることなく、リアルタイムで機密データを保護する暗号化ゲートウェイです。強力な暗号化、トークン化、行動監視、マルウェア検出などの包括的なセキュリティコントロールを提供し、データのプライバシー、レジデンシー、セキュリティ、クラウド移行におけるコンプライアンスの課題を解消します。
ガートナー社の予測によると、2016年には企業の25%がクラウド暗号化プラットフォームを使用するとされており、その導入はコスト削減にも繋がるとされています。CipherCloudは、Salesforce.com、Force.com、Chatter、Gmail、Office 365、Box、Amazon Web Serviceなど、複数のクラウドアプリケーションを保護します。また、新製品「CipherCloud AnyApp」では、パブリックおよびプライベートのクラウドWebアプリケーションにも対応可能です。
富士通コミュニケーションサービス株式会社について
富士通コミュニケーションサービスは、CRMサービスとITアウトソーシングサービスを提供し、顧客のビジネス成功とIT運用の継続的変革を支援しています。テクニカルサポートから始まり、カスタマーケア、セールスマーケティング、クラウドベースのテレワーク、ソーシャルメディア対応、グローバル対応など、時代の変化に合わせてサービスを拡大しています。
CipherCloudについて
CipherCloudは、クラウド暗号化およびトークン化ゲートウェイのリーディングプロバイダーです。企業のクラウドアプリケーション採用におけるプライバシー、レジデンシー、セキュリティ、コンプライアンスへの懸念を解消します。Salesforce.com、Force.com、Chatter、Gmail、Office 365、Amazon AWSなど、複数のクラウドアプリケーションをリアルタイムで保護します。
サンブリッジについて
サンブリッジは、顧客のビジネス課題に対するソリューションを提供するプロフェッショナルサービス企業です。Salesforceなどのクラウドサービスをはじめ、最新のIT技術をいち早く導入し、システム開発やマーケティングコンサルティングサービスを提供しています。東京、大阪、シリコンバレーにオフィスを構えています。
会社情報
- 会社名
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株式会社サンブリッジ
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5JR恵比寿ビル11F
- 電話番号
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03-5488-6010