世田谷区立池尻中学校跡地に新複合施設「HOME/WORK VILLAGE」オープン

世田谷区に誕生する新たな複合施設「HOME/WORK VILLAGE」

2025年7月24日、世田谷区立池尻中学校跡地に新しい複合施設「HOME/WORK VILLAGE」がグランドオープンします。小田急電鉄株式会社が手がけたこの施設は、地域の産業活性化を目的に「働く」「遊ぶ」「学ぶ」をテーマにした多機能施設として、世田谷区の新たな拠点となることを目指しています。

施設の特徴と目的

「HOME/WORK VILLAGE」は、コワーキングスペース、教室、スモールオフィスなどを含む多彩な機能を備え、地域コミュニティの活性化を図ります。
今年4月には一部の施設が先行してオープンし、既に地域住民たちに利用されています。週末にはマルシェやスポーツ体験など、さまざまなイベントを開催し、地域に根ざした活動も行っています。

新たに開業する店舗の紹介

グランドオープンを迎える2025年7月24日には、14店舗が新たに開業します。注目店の一つは、「Marked池尻 / GOOD TEMPO -MUSIC, BAR & PLANTS-」。こちらは、250㎡を超える広さを持つカフェ・レストランで、日中は健康的な定食やスイーツを提供し、夜はお酒と音楽を楽しめる空間に変わります。また、三軒茶屋で人気の飲食店「洋食api」もオープンし、昼は懐かしの洋食メニュー、夜はワインに合ったイタリア・スペイン料理が楽しめるようになります。

さらに、地元のクラフトビール醸造所「After School Brewery」もオープン予定。ここでは、地域とのコラボレーションや工場見学などを通じて、新しい体験を提供することを目指します。

体験施設の充実

「HOME/WORK VILLAGE」内には、絵とことばをテーマにした美術館「PLAY! MUSEUM」や、子ども向けの屋内遊び場「PLAY! PARK」が併設されます。親子で楽しめるワークショップも開催し、創造性を引き出す教育の場ともなります。

障がい者への配慮

新しい施設では、障がいのある方が自らの可能性を信じられる環境作りにも取り組んでおり、特に革製品を製作するレザークラフトショップ「UNROOF」が出店。地域とのつながりを大切にしたものづくりを行い、高品質な革製品を提供します。

グランドオープン記念イベント

グランドオープンを記念し、7月24日から8月10日まで「Grand Opening Weeks」が開催されます。期間中には、オリジナルグッズが当たる福引や、先着300名にバルーンが配布される特別イベントが予定されています。詳細は「HOME/WORK VILLAGE」の公式ウェブサイトやInstagramを通じて随時発表されます。

改めて「HOME/WORK VILLAGE」は、地域の文化、経済、教育が融合した新しい形を模索し、地域住民の暮らしを豊かにする拠点としての役割を果たすことでしょう。今後の展開にもぜひご注目ください。