伊勢志摩観光をサポートする新たなランディングページが公開
伊勢志摩観光コンベンション機構(以下本機構)は、訪日外国人旅行者向けに特別な情報を提供するため、2つのランディングページを2025年1月に公開しました。このページは、旅行者が訪れる前に必要な情報を得られる「Experience ISESHIMA」と、伊勢神宮を訪問中に役立つ「はじめての伊勢神宮」の2種類です。
「Experience ISESHIMA」の特色
「Experience ISESHIMA」は、伊勢志摩の豊かな自然と文化をテーマにした特集ページです。5つのテーマから構成されており、訪問者はここで伊勢志摩の魅力に触れられます。例えば、国立公園にも指定された自然の風景、モデルコース、高付加価値旅行者向け宿泊施設の紹介などが含まれています。
訪日外国人の旅行者の中でも、特に消費額が高い高付加価値旅行者(1人当たり100万円以上の着地消費)をターゲットにしているため、地元のフォトグラファーによる魅力的なビジュアルが豊富に用意されています。この取り組みは、観光庁が推進する地域への誘客を図るモデル観光地である伊勢志摩にとって、競争力を高める重要な施策です。
「はじめての伊勢神宮」の魅力
もう一つの遊驍が「はじめての伊勢神宮」です。このページでは、伊勢神宮についての基本情報や、内宮と外宮のマップ、参拝の手順といった詳しい情報が提供されています。デザインもシンプルで、ユーザーにとって分かりやすく使いやすい構成になっています。英語と日本語の両方が用意されており、多言語対応を行うことで、さまざまな国からの旅行者が安心して利用できるよう配慮されています。
現在、伊勢神宮周辺の店舗や宿泊施設では、これらのランディングページへの誘導カードが配布されており、今後は伊勢志摩地域全体への配布を予定しています。これらの取り組みによって、観光客が事前に伊勢志摩の情報を十分に理解し、訪問中もスムーズに観光を楽しむことができるよう期待されています。
情報収集の重要性
実際のデータによると、令和6年度の調査では、71%の訪問者が伊勢志摩に来る前に十分な情報を得られず、さらに87%の伊勢神宮の訪問者が訪問後に特に知識を得られていないと回答しています。これらの現状を踏まえ、本機構はWEBサイトのリニューアルを行い、訪日外国人が事前により多くの情報を得られることを目指しています。
伊勢志摩の観光情報プラットフォーム
今後、この2つのランディングページとその情報源である「VISIT ISESHIMA」サイトでは、体験コンテンツや観光ガイド、観光タクシーなど、旅行に役立つ情報が随時更新されていく予定です。本機構は、伊勢志摩地域での観光情報プラットフォームとして、国内外の旅行者に向けて魅力的な情報を発信し続けることで、地域経済の活性化と文化の向上に寄与していきます。