ジャパネットが札幌に新たなコールセンターを開設
株式会社ジャパネットホールディングスが、新たに北海道札幌市にコールセンターの拠点を設けることを発表しました。これにより、BCP(事業継続計画)対策を強化することが狙いです。昨今の自然災害や不測の事態に対応するために、ジャパネットはリスク管理を見直し、顧客満足度を向上させるための取り組みを進めています。
新拠点の概要
新しい札幌拠点は「The Link Sapporo」と呼ばれるビルに設置され、JR札幌駅や地下鉄さっぽろ駅から徒歩わずか3分の好立地に位置しています。この拠点は322坪の広さを誇り、業務を快適に行うための環境が整えられています。会社は通勤の利便性や働きやすさを重視し、従業員が業務に専念できるよう配慮されています。
大規模なコールセンター運営
ジャパネットコミュニケーションズは、現在年間約866万件のコールに対応しており、そのほとんどが通信販売に関連するものです。新しい札幌拠点が加わることで、全国に13のコールセンターを持つ体制がさらに強化され、通信販売事業と宿泊予約事業のコールセンター業務の統合も進められます。これにより、お客様のニーズに迅速に応える体制が確立されます。
BCP対策の強化
災害や悪天候の影響を考慮し、北海道、九州、本州の3つのエリアに拠点を配置することで、BCP対策を強化します。これにより、危機的状況でも電話応対の安定性を確保することが可能になります。ジャパネットコミュニケーションズでは、2000人以上のコミュニケーターを自社で採用し、通常応答率を96%に維持。全国平均の90%前後に比べ、高い信頼性を誇っています。
雇用創出の期待
新たに開設される札幌拠点では、正規・非正規を合わせて約200人の雇用が期待されています。正社員や契約社員に対しては、週休2日制や最大16日間のリフレッシュ休暇制度が設けられ、パート・アルバイトの従業員への福利厚生も充実しています。
まとめ
北海道札幌市に新たなコールセンターを開設するジャパネットホールディングスは、BCP対策の強化とともに、従業員の働きやすい環境を整えつつ、顧客サービスの向上を目指しています。今後の展開が楽しみです。