2026年クラウドファンディング市場調査結果
株式会社cracoが発表した2026年1月から5月にかけてのクラウドファンディング市場動向調査によると、国内の主要プラットフォームでの累計支援総額は約178.2億円となり、Makuakeが44.2%のシェアを持つことが明らかになりました。
市場規模とプロジェクト数
調査期間中に展開されたプロジェクト数は9,748件に上り、その中でMakuakeは約78.7億円の支援を集め、支援金額の面で圧倒的な首位を記録しました。一方、CAMPFIREはプロジェクト件数において65.5%を占め、非常に活発な動きを見せています。
トレンドと主要カテゴリ
最近のトレンドとしては、AIガジェットやホーム・生活家電への集中が見られ、これらは市場全体の42%を占めています。このことから、ユーザーは新しい体験や便利な生活を求める姿勢が強く、クラウドファンディングを通じてそのニーズに応えようとするプロジェクトが多いことが伺えます。
プラットフォーム別の動向
プロジェクト件数ランキング
この調査において、2026年1月から5月までの期間中におけるプロジェクト件数のランキングでは、CAMPFIREが6,380件を記録しそのシェアは実に65.5%に達しました。Makuakeと合わせた2社のシェアは約85%に上り、クラウドファンディング市場における支配的な地位を確立しています。
達成金額ランキング
達成金額においては、Makuakeが文句なしに首位を獲得。具体的には、AI搭載ガジェットや高機能家電製品が数多く出資を集めていることが分かりました。特筆すべきは、GREEN FUNDINGのプロジェクトで、支援者数は少ないものの、1プロジェクトあたりの達成金額は平均約1,369万円という高水準にあります。
支援者数ランキング
支援者数においてもMakuakeが優勢で、約46.3万人が支持しました。一方、CAMPFIREは約39.4万人で続きます。この結果から、Makuakeはより多くの新プロジェクトデビューの場として利用されていることが分かります。
カテゴリ別の動向
カテゴリ別の集計では、特に「Makuake×ガジェット」が最大の約23.2億円を集め、全体の市場をけん引しました。これに続いてCAMPFIREのエンタメ部門も注目を浴びており、上位4カテゴリで市場全体の約42%を占めています。
プロジェクト別ランキング
達成金額トップ5プロジェクトにも注目が集まります。1位の「Rokid スマートAIグラス」は支援総額636,736,060円を記録し、AIによる新たな体験の可能性を示唆しています。その他にも、高価格にもかかわらず数千人の支援を集めたプロジェクトが多く見受けられ、「安く買う」よりも「新しい体験への投資」が著しく強まっていることが分かります。
今後の展望
これからもAIを活用したプロジェクトが市場において重要な役割を果たすと考えられ、特に生活や趣味、健康に関連した製品が注目され続けるでしょう。株式会社cracoは、クラウドファンディング市場の透明化と、関与する企業の成功をサポートすることに力を入れ、市場の健全な成長に寄与する姿勢を貫いています。
この調査結果は、今後の市場トレンドを知る上で非常に貴重なデータとなるでしょう。