talentbook株式会社が新たな株主を迎え成長を目指す
2023年、talentbook株式会社がセカンダリー取引を通じて、ベイジ、WORDS、IDENTITYという優れた企業を新たな株主として迎えることを発表しました。これにより、同社は採用市場において新たな価値を創出することを目指しています。
セカンダリー取引の背景
創業から11年目を迎え、talentbookは書面上での株主構成の変更にとどまらない、戦略的な取引として位置づけています。最近のスタートアップ市場の急速な変化に伴い、持続可能な価値創造のため、経営体制の見直しが求められています。
これに応じて、talentbookは株主を変えることで、新しい成長戦略を構築しようとしています。特に、「ロールモデル採用」という新たな市場を創造することを重視し、これに共感するパートナーを迎え入れました。
株主参画の皆さまの声
新たに株主となった3社は、それぞれ異なる視点からtalentbookのビジョンに共感しています。まず、株式会社ベイジの代表、枌谷力氏は採用コンテンツの重要性を強調しました。彼は、「採用活動においてコンテンツの力がすべてを左右します。talentbookはその本質的な部分に取り組んでおり、今後コンテンツの重要性を広げていきたい」と述べています。
次に、株式会社WORDSの代表、竹村俊助氏は「人」の重要性を語ります。「AIの進化によって、これからは人間の感情や熱こそが競争優位性を持つ資産になると信じています。talentbookと共に、より人間的な職場環境を創りたい」と期待を寄せています。
そして、株式会社IDENTITYの代表、碇和生氏は、知られざる優良企業の魅力を引き出すことの重要性を訴えています。「弊社のクライアントには認知度が低い企業も多いですが、その魅力を届けることで採用の成功に繋げていきたい」と話しました。
株主が支持する「ロールモデル採用」とは
新しい株主が共感する「ロールモデル採用」は、これからの採用市場に不可欠な考え方です。従来の人事主導のスペック重視の採用から、全社員が対話し合う時代への移行が期待されています。
talentbookは、ロールモデル社員のストーリーを公開するプラットフォームを提供し、AIを活用して共感を成果に変える仕組みを構築しています。採用におけるイノベーションを促進することで、企業と求職者が対等な関係を築けるように努めています。
talentbook株式会社の今後の展望
共同代表取締役の大堀航氏は、今回の株主参画を大変嬉しく思っていると表明しています。「志を同じくする3名のプロフェッショナルと共に、ロールモデル採用という新しい市場を創っていきます。企業の採用活動をより人間的で、感情的なものに変えていけると確信しています」と語っています。
talentbookは、年間300万人のZ世代が利用するロールモデル採用プラットフォームを提供しており、多様な企業と求職者にマッチングを行います。これにより、質の高い選考体験を実現し、採用の未来を築いていくことでしょう。