九州から全国へ!
麻生情報ビジネス専門学校福岡校と諫早商業高校が手を組んだ合同チーム「ASO×KANSHO ConnecTech」が、2025年9月27日と28日に熊本県で開催されたSPAJAM2025九州予選大会で見事に最優秀賞を勝ち取りました。この快挙は、同校と高校生のチームによる初めての全国大会出場を意味し、大きな意義を持つ成果です。
SPAJAMとは?
SPAJAMは、日本国内のハッカソン競技の中でも屈指の伝統を誇るイベントです。年齢を問わず参加できるこの大会では、最新のテクノロジーを駆使して、与えられたテーマに基づいたモバイルアプリを48時間で開発します。同大会は今年で12回目を迎え、全国から選ばれたチームが本選に進出し、優勝するとシリコンバレーへの旅行という特典もあります。
今回の九州予選では、麻生専門学校と諫早商業高校の生徒たちが特別チームを結成し、テーマである「星」をテーマにアプリ開発に挑戦しました。
開発したアプリ「未評価レビュワーズ」
「未評価レビュワーズ」というアプリは、他人のレビューによって店選びが左右される現代に一石を投じるものです。このアプリでは、レビュー数が少ない店舗をマップで表示し、自分自身の体験を重視することを促します。10分以上の滞在を前提にレビューを投稿できる機能もあり、身近な店を再発見する楽しさを提供します。
このアプリの開発において、チームは短期間での作業ながらも、詳細にわたる機能と独自の視点を盛り込むことに成功しました。審査員から「未評価の店舗に光を当てる点に社会的意義がある」と評価され、実際に使うことを前提とした実装力が高く評価されました。
メンバーの紹介
この素晴らしい成果を上げたメンバーは、麻生情報ビジネス専門学校の学生3名と諫早商業高校の学生2名です。
- - 宮崎 幸大(情報工学科4年)
- - 古川 直幸(情報システム専攻科3年)
- - 外山 滉大(情報システム専攻科1年)
- - 東 柊吾(諫早商業高校)
- - 末吉 翔馬(諫早商業高校)
彼らは昨年も同大会に参加しており、今回はその経験を活かして見事に最優秀賞を獲得しました。
教育現場からの意義
麻生情報ビジネス専門学校福岡校は、専門学校と高校生のコラボレーションを通じて、実践的な教育を重視しています。チームを組むことによって得られるコミュニケーション力やプロジェクト管理のスキルは、将来の社会で非常に重要な力となります。
本校はまた、専門的な技術を学ぶ機会が豊富であり、学生の成長を促進する環境が整っています。ハッカソンのような実際の競技会への参加は、学生たちにとって貴重な経験となるだけでなく、成果を生むための自信ともなっていきます。
これからの挑戦
12月に行われる箱根での本選に向けて、ASO×KANSHO ConnecTechはさらなる挑戦を続けます。この達成は九州の教育の新たな可能性を示すものであり、学生たちの未来を切り開く一歩となることでしょう。彼らの次の一歩に期待が高まります。