小石川後楽園で伝統技「松の雪吊り」を体感!
11月16日(土)、東京・文京区の小石川後楽園で、冬の訪れを告げる風物詩「松の雪吊り」の実演が行われます。
小石川後楽園は、江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房によって造られた由緒ある庭園です。国指定特別史跡・特別名勝に指定されており、都心にありながら、自然豊かな空間が広がっています。
今回のイベントでは、雪から松を守るための雪吊りの作業を、熟練の庭師が実演します。雪吊りは、竹や縄を巧みに使って松の枝を支える伝統的な技で、近年では降雪の少ない東京でも、庭園の景観を美しく彩る装飾として重宝されています。
特に小石川後楽園の雪吊りは、1本の松に3基もの雪吊りを施すなど、他では見られない独特の光景が印象的です。複雑に絡み合う松の枝に、庭師たちが丹精込めて雪吊りを施していく様子は、まさに職人技の粋と言えるでしょう。
イベント詳細
日時: 令和6年11月16日(土) 9時30分~16時(12時~13時は休憩)
場所: 小石川後楽園 内庭 (東門からの入園が便利です)
参加費: 無料(入園料別途。一般300円、65歳以上150円。小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)
作業内容:
午前(9時30分頃~12時): 「バチ」の取り付けから「吊り縄の振り下ろし」まで。10時30分から30分程度の解説あり。
午後(13時~16時): 「吊り縄の結束」から仕上げまで。13時から30分程度の解説あり。
参加方法: 作業の様子は自由に見学できます。解説を聞きたい方は、内庭に直接お越しください。
小石川後楽園へのアクセス
東門: JR水道橋駅西口より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅2番出口より徒歩8分
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西門: JR水道橋駅西口・飯田橋駅東口より徒歩8分、都営地下鉄大江戸線飯田橋駅C3出口より徒歩3分、東京メトロ東西線・南北線・有楽町線飯田橋駅A1出口より徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅1・2番出口より徒歩8分
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
問い合わせ先
小石川後楽園サービスセンター
〒112-0004 東京都文京区後楽1-6-6
電話:03-3811-3015 (9時~17時)
小石川後楽園のウェブサイトやSNS(X、Instagram)でも情報を発信していますので、ぜひチェックしてみてください。
この機会に、伝統的な雪吊りの技と、美しい冬の庭園をぜひご覧ください。