建設現場のマッチングプラットフォーム「助太刀」を運営する株式会社助太刀は、同アプリのマッチングアルゴリズムを大幅にアップデートしたことを発表しました。
今回のアップデートでは、マッチング専用に学習させたAIを活用することで、より精度の高いマッチングを実現します。助太刀は、建設業界の人手不足解消を目指し、職人や工事会社向けのマッチングサービス「助太刀」と建設業特化の採用サービス「助太刀社員」を提供しており、現在20万超の事業者様が利用しています。
助太刀が保有する膨大なデータを用いて学習させたAIモデルは、ユーザーのニーズや属性を分析し、最適なマッチング相手をレコメンドします。これにより、従来のマッチングシステムよりも効率的かつ的確なマッチングが期待できます。
さらに、AIがレコメンドしたマッチング結果を再学習させることで、継続的にマッチング精度を高めていきます。この再帰的な学習プロセスにより、ユーザーにとって最適なパートナーをより迅速に見つけることが可能になります。
株式会社助太刀 執行役員CTO 月澤氏は、「生成AIを活用したプロダクト改善により、ユーザーから得られるデータの精度が向上し、レコメンドアルゴリズムの効率的な改善が可能となりました。今回の開発では、様々なタイプのAIモデルを用いて膨大なデータを学習させ、その結果を比較しながら、常にマッチングアルゴリズムを最適化しています。」と述べています。
助太刀は今後も、AI技術を活用し、建設業界の課題解決に貢献していくとしています。