あべのエリアに新たな医療の拠点『ウェルビーイングテラス』2025年オープン予定

あべのウェルビーイングテラスの誕生

大阪市阿倍野区に待望の医療モール「ウェルビーイングテラス」が2025年7月1日にオープン予定です。この施設は株式会社近鉄百貨店のプロジェクトで、地域住民のウェルビーイング、つまり心身の健康と生活の質を向上させることを目的としています。
約412坪の広さを誇る4階建てのモールには、診療科目や飲食店、調剤薬局など様々なテナントが揃えられる見込みで、地域の人々に必要な医療と健康的なライフスタイルを提供します。

医療と食の新しい融合

ウェルビーイングテラスは、クリニックや調剤薬局、さらには飲食店などが共存することで、利用者が健康を維持しながら食事を楽しむことができる新たな形を提案します。具体的には、4階には婦人科や乳腺外科が入る予定で、身体の悩みを抱える方々に特化した医療サービスを提供します。3階は内科と循環器内科、2階には皮膚科とともに特色ある十割蕎麦レストランが開業予定で、食事を通じても健康意識を高める場となるでしょう。

地域の魅力を最大化

近鉄百貨店は2025年4月に発表された中期経営計画に基づき、「新たな価値創造事業」に取り組んでおり、このウェルビーイングテラスの開業もその一環です。特に「あべの・天王寺エリアの魅力最大化」を目指しており、現在運営している「あべのハルカス近鉄本店」や「and」、「Hoop」と連携した新しい地域活性化の拠点を形成することを狙っています。
「ハルカスタウン」と名付けられたこのエリアでは、住民はもちろん外部からの訪問者にも新たな価値を提供するため、各施設が協力していくことが期待されています。

医療モール概要

あべのウェルビーイングテラスは、大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目2番11号、Hoop南側に位置する予定です。地上4階建てで、延床面積は約1363.69平米にのぼります。この施設のオープンにより、地域住民にとって利便性の高い医療サービスの提供が期待されるだけでなく、健康的な食事を楽しむ場としても喜ばれることでしょう。今後もテナントの追加が予定されているとのことなので、その動向にも注目が集まります。