ナンタケットバスケット公式ショップが帝国ホテルにオープン！その魅力と伝統に迫る

ナンタケットバスケット公式ショップが帝国ホテルに登場

2022年6月29日、伝統工芸品「ナンタケットバスケット」の公式ショップ、GrayMistが東京・帝国ホテルプラザにオープンしました。このバスケットは、エリザベス女王やジャクリーン・ケネディも愛用したことから、「世界一美しいかご」と称されています。ひとつずつ手作業で作られるナンタケットバスケットは、アメリカの伝統工芸として高く評価されています。

ナンタケットバスケットの魅力

ナンタケットバスケットは、アメリカ東海岸のナンタケット島で生まれた製品で、かつて捕鯨業が栄えていた背景から、海やクジラをモチーフにした装飾品も見られます。このバスケットは、非常に高価で、量産が難しいため、価値が高まる一品です。ほどよく手入れをして使い続けることで、経年変化を楽しめるだけでなく、世代を超えて受け継ぐ喜びも感じられます。

GrayMistオープンの背景

GrayMistは、ナンタケットバスケットの魅力や文化を広めるために設立されました。店内では、伝統的なバスケットの展示とともに、新しい材料の開発やバスケット制作のクラスも開催予定です。特に、八代江津子代表が監修したオリジナルのバスケット材料や商品が販売され、訪れる人々に特別な体験を提供します。

クラススペースでは、ナンタケットバスケット作りのワークショップが定期的に行われ、初心者から上級者まで楽しめる内容が用意されています。全国で活躍するインストラクターによる指導を受けることで、参加者は新たな技術を習得し、自身の作品を作り上げる喜びを味わえるでしょう。

GrayMistで購入できる商品

GrayMistでは、伝統的なナンタケットバスケットはもちろん、オリジナルの「セミメイドサービス」も展開しています。参加者は、自分の好きなパーツを選び、自分だけのバスケットを注文することができます。また、日本の伝統工芸とのコラボレーション商品もあり、鼈甲や蒔絵プレートと組み合わせた高級逸品が豊富に揃っています。これにより、伝統と革新が融合した独自の商品が楽しめます。

日本の伝統工芸とのコラボレーション

GrayMistでは、ナンタケットバスケットと日本の伝統工芸が融合した商品が販売されています。例えば、鼈甲プレートや蒔絵プレートを使用したコラボレーション商品があり、価格はそれぞれ572,000円と1,155,000円。これらの商品のように、アメリカの伝統と日本の美意識が融合した作品の数々は、コレクターやギフトとしても最適です。

ナンタケットバスケットとは

ナンタケット島は、アメリカ東海岸にある避暑地として知られています。この地で長い間受け継がれてきたナンタケットバスケットは、もともと鯨油を入れるための樽を編みこむ形で誕生しました。その後、フォーマルなシーンでも持たれる唯一のバスケットとして人気を博しました。自らの手で作られるナンタケットバスケットは、愛好者にとって永遠の憧れの品とされています。

バスケットは時間と共に深みを増し、持つ者の手によって美しさが引き立つため、長く愛される存在です。手作りの味わいや、世代を超えた受け継ぎの楽しみを求める人々にとって、GrayMistがその手助けとなることでしょう。