S2W、国際色豊かなカンファレンスでサイバー犯罪捜査支援技術を発表
ビッグデータ分析AI企業S2W(ソ・サンドク代表)は、フランスのリヨンで開催された「2025年インターポールサイバー犯罪専門家グループ年次カンファレンス」に招待され、AIを用いたサイバー犯罪捜査支援技術について発表しました。このイベントには世界62か国から集まったサイバー犯罪の専門家が参加し、最新の捜査手法や政策について意見を交換しました。
S2Wの取締役である徐賢旻(ソ・ヒョンミン)は、今回のカンファレンスで「サイバー犯罪捜査高度化のためのAI活用の機会」というテーマで発表しました。彼は、同社が開発した公共部門向けのビッグデータプラットフォーム「XARVIS」の機能に焦点を当て、AIが如何に捜査の効率性を向上できるかを具体的に示しました。
特に注目を集めたのは、AIチャットボット「DarkCHAT」と、流出データを自動分析して重要事件を絞り込む「DarkINTEL」です。また、犯罪関連情報の関連性を明らかにする「マルチドメインクロス分析」も紹介され、セキュリティ専門家たちから高い評価を受けました。
S2Wは2020年以降、国際刑事警察機構(ICPO)との連携を強化し、サイバー犯罪対策への貢献を続けています。特に、国際ランサムウェア組織の発見に必要な情報を提供した実績があり、これによりS2Wは国際的なセキュリティの向上に寄与しています。
徐取締役は、カンファレンスでの発表がS2Wの技術が国際的な専門家によって評価されたことを強調し、今後も官民連携と技術高度化に努める意向を示しました。
S2Wについて
2018年に設立されたS2Wはダークウェブビッグデータ分析に特化した企業であり、2023年には世界経済フォーラムから「最も有望なテクノロジーパイオニア100社」の一つに選ばれました。今後も国際的なセキュリティ強化を目指し、捜査協力を行っていきます。
公式サイトは
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