大学間連携シンポジウム
2025-10-27 01:16:21

岡山大学と信州大学が連携シンポジウムを開催し研究力を強化

岡山大学と信州大学の連携シンポジウムが成功裏に開催



2025年10月27日、岡山大学と信州大学の連携シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」のもとで実施され、参加大学は総勢30名以上にのぼりました。開催場所は信州大学のアクア・リジェネレーション共創研究センターで、対面形式で行われました。

このシンポジウムの目的は、両大学が研究の事例や直面する課題を共有し、今後の研究力及び連携の強化を図ることにあります。信州大学の中村宗一郎学長がオープニングスピーチで、「日本の中心である信州から研究や社会貢献活動を展開していきたい」と述べ、参加大学を代表して挨拶しました。

続いて、信州大学の杉原伸宏副学長と手嶋勝弥アクア・リジェネレーション機構長が、先鋭領域融合研究群の進展や、アクア・リジェネレーション機構の研究戦略についての発表を行いました。これに対し、岡山大学からは河本雅紀研究・イノベーション共創機構副機構長と、山本聖二研究・イノベーション共創管理統括部研究協力課長が、岡山大学の研究所および研究群の創設に関する見解を提示しました。特に、高等先鋭研究院に位置する4つの研究所の紹介が注目されました。

また、金沢大学からも参加者があり、中村慎一理事が文理医融合による観光科学の新たなアプローチについてのプレゼンテーションを行いました。

シンポジウムの後半には、自由な意見交換が行われるラウンドテーブルセッションが実施され、信州大学の土井達也准教授がファシリテーターを務めました。参加者は、研究拠点の発展や若手研究者の育成をテーマに活発な議論を交わしました。特に、「J-PEAKSの中で大学がどのように研究支援組織や事務組織を形成すべきか」についての意見が飛び交いました。

岡山大学の那須保友学長は、シンポジウムで得られた知見が、今後の研究組織の強化にも繋がると強調しました。「共創の精神で共にできることは共に進める」という理念のもと、大学間の連携をさらに深め、地域の未来に貢献する研究成果を生み出すことを目指します。

両大学は引き続き、参加者が持ち帰った情報やアイデアを活かし、次世代の研究者育成にも力を入れていく方針です。このシンポジウムは、双方の大学にとって大きな一歩となりました。岡山大学と信州大学の取り組みに期待が寄せられています。また、今後の活動においても地域や世界の未来に対する貢献が期待されます。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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