HRBrainとOktaの連携
2025-03-28 10:43:56

HRBrainがOktaとの連携を強化しタレントマネジメントをより効率化

HRBrainとOktaの連携で業務効率化が促進



タレントマネジメントシステム「HRBrain」が、アイデンティティ管理ソリューションを提供するOktaと協力して、さらなる業務効率化を図ることが明らかになりました。具体的には、Oktaの「Okta Integration Network(OIN)」に、HRBrainがSAMLとSCIMの連携で登録されたというニュースです。この連携により、企業のIT管理者は、OktaからHRBrainへのシングルサインオン(SSO)設定が簡単になります。

HRBrainの特徴と利点



HRBrainは人事業務を効率化するために設計されたクラウドサービスで、従業員のエンゲージメントを可視化し、組織の課題を発見できる機能を有しています。具体的には、組織診断サーベイ、パルスサーベイ、ストレスチェックなどを通じて、企業が持つ人材データを一元管理し、活用できる仕組みを提供しています。これにより、人事担当者は膨大な情報を効率的に取り扱うことが可能になります。

SSO機能とプロビジョニング



今回の連携により、Oktaを利用している企業は、HRBrainへのアクセスを簡素化できます。SAML連携は、シングルサインオン機能を促進し、ユーザーが複数のシステムに対して一度のログインでアクセスできるようにします。さらに、SCIM連携により、OktaからHRBrainへのプロビジョニングも可能です。これにより、必要なユーザーに迅速にHRBrainへのアクセスが付与されます。

この新しい機能は、システム管理者にとっての大きな負担軽減につながるでしょう。退職情報やプロファイルの更新が自動で反映されることで、人事部門での手作業によるアカウント管理が不要となり、ミスや更新漏れによるセキュリティリスクも低減します。これにより、企業はより安全で効率的な運用が実現できます。

Oktaの役割



Okta Japan株式会社の代表取締役社長である渡邉崇氏は、「HRBrainがOINにSAMLとSCIM両方の連携で登録され、非常に嬉しく思います。IT管理者のアカウント管理における負荷軽減や、ユーザーの利便性向上に貢献できれば幸いです」と述べています。Oktaは、アイデンティティ管理サービスの先駆者であり、企業が持つデータを安全に管理するために努めています。

今後の展望



今後、Okta Japanでは、ソフトウェア開発ベンダー製アプリケーションのOINへの登録を積極的に進めるプログラムを推進する予定です。この取り組みは、HRBrainを利用する企業にとって、多くのメリットをもたらすことが期待されています。これにより、さらに多様なアプリケーションへのアクセスが容易になり、人事業務のデジタル・トランスフォーメーションを加速することでしょう。

HRBrainは、既存のタレントマネジメント機能を拡充し、人的資本経営やESG経営における取り組みをさらに強化していく方針です。最新のHRテクノロジーを駆使したサービス提供を行い、企業の成長に寄与していくことでしょう。

詳細情報は、HRBrainのウェブサイトやOktaの公式サイトでご確認ください。私たちの働き方が変わるこの時代に、HRBrainとOktaの連携は、企業にとって重要な一歩と言えるでしょう。


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会社情報

会社名
Okta Japan株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-21−1 渋谷ヒカリエ30階
電話番号

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