規格外野菜を楽しむマルシェが新宿御苑で開催！

新宿御苑での特別なマルシェ

令和5年10月28日（土）と29日（日）、東京・新宿御苑内のアップサイクルカフェ「Under the Tree」にて、特別なマルシェが開催されます。このイベントでは、国立公園周辺で育まれた規格外野菜を特集し、訪れる方々に楽しんでもらうと同時に、食品ロス削減の大切さも啓蒙します。

イベントの背景

新宿御苑は、都会の喧騒を離れた憩いの場として地元住民や観光客に愛されています。広大な庭園や温室など、自然を身近に感じることができるこの場所で、国立公園で生産された美味しい野菜を用いることで、地域活性化と環境への配慮を両立させたイベントが実施されることとなりました。

このマルシェでは、規格外野菜の販売の目的があり、この野菜たちは経済的な理由から市場に出回らないことが多いうえ、実際には栄養価が高く美味しいものばかりです。規格外野菜に注目することで、農家を支援しつつ、参加者にも新たな美味しさを発見してもらおうという趣旨が込められています。

国立公園の魅力

そもそも、国立公園とは、日本の自然を保護するために指定された特別な場所です。34カ所ある全国の国立公園は、豊かな生態系や素晴らしい風景を保持し、自然観賞の場として訪れた人々に癒しを提供しています。これに伴い、規格外野菜の出所でもある各国立公園の地域が育んだ特産物が、イベントを盛り上げます。

規格外野菜の特徴

規格外野菜とは、サイズや形状が市場基準に満たないものの、味や栄養価には全く問題がない、新鮮で美味しい野菜です。これには、阿蘇くじゅう国立公園周辺で採れるピーマンや、北海道の大雪山国立公園のかぼちゃ、長野県の上信越高原国立公園のジャンボ椎茸などが含まれます。それぞれの地域の特性を最大限に活かして育まれたこれらの野菜は、見た目のユニークさも魅力の一つです。

イベント詳細

マルシェでは、ピーマン、かぼちゃ、椎茸、メークイン、蓮根、にんにく、安納芋など様々な規格外野菜が手に入ります。開催時間は、両日ともに9:00～16:30で、商品がなくなり次第終了となっています。

また、来場者にはブルドックソースやボーソー油脂株式会社からの協力もあり、野菜をより美味しく楽しむための特別な商品がプレゼントされる予定です。ここで販売される野菜を使ったレシピのヒントや楽しみ方も提案することで、より多くの方に規格外野菜の魅力を知っていただけることを目指しています。