商業施設「ユニディ」がDXシステムを導入
アイリスグループの株式会社アイリスプラザ ダイユニカンパニー(通称ユニディ)は、商業施設向けのリーシングデジタルトランスフォーメーション(DX)システム「ショップカウンター エンタープライズ」を導入しました。このシステムは株式会社COUNTERWORKSが提供しており、ユニディの店舗運営に新たな風を吹き込むことが期待されています。
ユニディのビジネスモデルとリフォーム事業
ユニディは、関東地方に15店舗、宮城には16店舗を展開しているホームセンターです。最近ではリフォーム事業にも注力しており、DIY、工具、日用品など多岐にわたる商品を取り扱っています。地域密着型の店舗運営が特徴で、環境との調和や地域との共生を重視しています。
課題と新たな挑戦
最近の業界では、催事の強化が収益の改善につながる重要な手段とされています。しかし、ユニディには専門の誘致スタッフが不足しており、社内での管理ツールも整っていないため、催事業務は効率が悪い状態でした。また、リフォーム相談会など他部署との調整も煩雑で、新規出店者を募るリーシング代理店の依存度が高く、貴重な収益機会が限られていました。
「ショップカウンター エンタープライズ」とは
「ショップカウンター エンタープライズ」を導入することで、ユニディは独自の募集サイトと営業管理機能を統合し、催事運用を自社で主体的に行える体制を構築します。このシステムは、さまざまなテナントとの接触を生み出し、来店動機の形成を促進します。
さらに、業務の一元管理が可能になることで、請求処理、日程調整、反社チェックなどの業務が効率化され、部門横断的なイベントの調整も行いやすくなります。これにより、各店舗の収益性がより向上することが見込まれています。
導入の流れとサポート
導入に際しては、カウンターワークスの専任コンサルタントが初期設計から運用まで手厚いサポートを提供します。データと業界の知見を元に、催事スペースの拡張やKPI設計、業務フローの改善が行われることで、初心者でも扱いやすい体制を構築できます。
最初は催事受け入れが可能な12店舗から導入が始まり、今後店舗ごとの運用状況を見ながら、出店可能スペースを段階的に拡大する計画です。
企業の期待と展望
ユニディの管理部・店舗開発チームマネージャー宇野一隆氏は、「これまで限られたチャネルで催事を運用してきましたが、新たな出会いが多様な催事を展開できることを期待しています。」とコメント。また、日々の業務が効率化されることで戦略的に催事運用を行える体制が整うことにも言及しました。
最後に
このように、「ショップカウンター エンタープライズ」の導入はユニディにとって、新たなビジネスモデルを切り開く大きな一歩となります。今後の催事運営の進化に期待が高まります。
この新しいシステムによる運営の変化に加え、地域に根ざした企業としてのユニディの活動にも注目が集まっています。ビジネスの未来をしています。そして、現場のニーズに応える形で進化し続けるユニディの姿勢は、業界全体に良い影響を与えることが期待されています。