mentoが新たな経営体制を発表
株式会社mento(以下、mento)は、2025年5月1日から新たな執行役員体制を導入することを発表しました。この新体制では、執行役員CAIO(Chief AI Officer)として杉浦太樹氏が就任し、AI技術を駆使した管理職の支援を強化するとしています。
新たな執行役員体制の概要
新しい経営体制には、代表取締役CEOの木村憲仁、取締役副社長の丹下恵里、執行役員CTOの松山勇輝、そして新たに執行役員CAIOとして杉浦太樹氏が加わります。これにより、mentoはこれまで以上にデジタルプロダクトとAIの活用を通じて、管理職コーチングサービスの質を向上させ、企業の成長を支援することを目指しています。
これまでの実績と今後の展望
mentoは、中間管理職に対するコーチングを提供してきました。そのサービスは、2020年にリリース以来、パナソニックやデンソーといった大手企業に採用され、現在までに6万時間以上のコーチングを行ってきました。この経験をもとに、今後はさらに培った知見をもとにした「マネジメントサクセス」という新たなプラットフォームを開発していく予定です。
新プラットフォームは、AI技術の導入により、マネージャーとチームメンバーの間におけるコミュニケーションの質を高め、リアルタイムでの問題抽出と解決策の提示を可能にします。特に中間管理職の個人からチーム全体のwell-beingを向上させることで、より多くの人々が夢中になって働く環境を実現することを目指しています。
AIは管理職の変革を促す
執行役員CAIOに就任した杉浦太樹氏は、これまでリクルートホールディングスでデータサイエンティストとしてAI戦略の策定に携わってきた経歴を有します。彼が肩書きを持つことにより、mentoのAIを用いた取り組みが一層加速すると期待されています。杉浦氏は、AI技術の活用によって個別化された支援が可能になると強調し、管理職が果たすべき役割の重要性を再確認しました。
今後の採用活動
新しい経営体制を発表するにあたり、mentoではさらなる人材を求めています。今後の戦略実行に必要なCOO/CRO候補やCPO候補など、経営体制を強化するための人材を積極的に採用する方針です。これにより、より多くの人々を「夢中」にさせる環境を創出するとしています。
まとめ
mentoは「夢中をふつうにする」というビジョンのもと、管理職コーチングにおけるプラットフォームを強化し、今後もAI技術を駆使して個々のマネージャーとそのチームをサポートする体制を確立し続けます。新たな役員体制のもと、mentoはさらなる発展を期待されることになるでしょう。