マンダリンの新たな魅力
2019-11-19 11:40:11

伝統と現代が融合するマンダリン オリエンタル バンコクのリバーウィング再オープン

マンダリン オリエンタル バンコクが新たな時代を迎える



チャオプラヤ川沿いに位置するマンダリン オリエンタル バンコクが、143年の歴史の中で最大規模のリニューアルを終え、リバーウィングが再オープンしました。この改装は、バンコクでも屈指の老舗5つ星ホテルとしての地位をさらに強化するもので、施設内の全ての客室が新しく生まれ変わりました。

改装作業は2019年3月から開始され、合計9千万米ドルという巨額の投資が行われました。新たにデザインされた客室は、著名なインテリアデザイナーであるジェフリー・ウィルクス氏の手掛けにより、21世紀らしいトレンドを取り入れつつ、ホテルの深い歴史を感じられる空間に仕上げられました。特に今回の改装では、スイートタイプの客室数が増加し、より豪華で快適な滞在が可能となりました。

新たに設けられた客室は、広さ38~63平方メートルで、優雅な雰囲気を醸し出しています。バルコニーからは、川の流れを楽しむことができ、特別な時間を演出します。フローリングにはチーク材が使用され、豪華なファブリックが加わり、リゾートらしい開放感と快適さが共存しています。

施設のアップグレードについて



リバーウィングのリニューアルは、他の施設やレストランにも及んでいます。新たにオープンした京懐石レストラン「キヌ(絹) バイ タカギ」は、ミシュランの星を獲得した高木一雄シェフによるもので、タイ国内に初めて上陸しました。また、既存のレストランもインテリアが刷新され、洗練された雰囲気が漂います。

特に注目すべきは、「ロード ジム」や「ザ・ヴェランダ」、「リバーサイド テラス」の各レストランであり、料理長を新たに迎えた「テラス・リム・ナーム」も進化を遂げています。これにより、より多彩な料理体験が楽しめるようになりました。さらに、ロビーもスタイリッシュに改装され、2つのスイミングプールにはリラクゼーションエリアとカバナが追加され、リラックスしたい方にも最適な空間となっています。

期間限定の宿泊プラン



リバーウィングの再オープンを記念し、特別な宿泊プラン「ビー・ザ・ファースト・トゥー・ステイ」が2020年3月31日まで提供されます。このプランでは、高級な客室での滞在に加え、パーソナル・バトラー・サービスや、ザ・ヴェランダでの朝食ビュッフェが楽しめます。また、宿泊者にはホテルクレジットも付与され、館内のレストランやスパで使用可能です。料金は1泊25,350タイバーツ(約91,000円)からで、贅沢な体験が待っています。

143年の歴史と未来への展望



「開業以来143年間、マンダリン オリエンタル バンコクはバンコクの象徴として繁栄してきました。今回の改装は、過去の改修を補完しつつ、世界に名を馳せるホテルとしての新たな価値を見出すことが目的です。私たちのチームは、毎日情熱をもって、温かいタイのおもてなしを提供しております。再び多くのお客様をお迎えすることが楽しみです」と、総支配人のグレッグ・リデル氏も期待を寄せています。

今回のリニューアルを経て、マンダリン オリエンタル バンコクは、さらなる高みを目指し、魅力あふれる宿泊先として生まれ変わりました。全ての旅行者にとって、特別な体験を提供する準備が整っています。

会社情報

会社名
マンダリン オリエンタル ホテル グループ
住所
8th Floor, One Island East, Taikoo Place 18 Westlands Road, Quarry Bay, Hong Kong
電話番号

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