第75回SBIアートオークションが東京で開催
2025年10月25日と26日、SBIアートオークション株式会社が主催する「第75回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」が東京で開催されます。会場は渋谷区のヒルサイドフォーラムで、アクセスも便利。
このアートオークションでは、巨匠から新進気鋭のアーティストまで、約370点の作品が出品される予定です。戦後日本美術の革新性や現代の国際的潮流を反映した作品が多彩に揃い、アートファンにとって必見のイベントとなるでしょう。
代表的な作品とアーティスト
特に注目されるのは、国内外で絶大な人気を誇る草間彌生の作品です。本オークションの中心的な位置を占める彼女の《かぼちゃ》は、トップロットとして最高落札が期待されています。さらに、SM号のキャンヴァス作品や、1960年代のソフトスカルプチャーも登場し、草間の多様な表現を一同に楽しむことができます。
奈良美智の作品も見逃せません。オークションでは、1990年代の重要な作品群が出品され、《Power to the Punx (No. Y)》などがラインナップされています。これらの作品は、彼のキャリアにおける重要な節目を示しており、彼自身の原点に近い表現を感じさせてくれるでしょう。
さらに、アンディ・ウォーホルの《Endangered Species》シリーズも登場します。このシリーズは、絶滅危機に瀕している動物をポップアートの文脈で描き、環境保護のメッセージを強く発信しています。今回出品される《Pine Barrens Tree Frog》は、その代表作の一つです。
戦後美術からは、村上三郎の「紙破り作品」が出品され、色彩と質感が際立つ作品が登場します。どの作品も、アーティストのキャリアの重要な一部であり、多様な視点からアートを楽しむことができるラインアップです。
オークションに参加する方法
オークションは競り上げ方式で行われ、初めて参加される方には事前の登録が必要です。参加方法は、会場や電話、書面、オンライン入札が可能。視聴はYouTubeでライブストリーミングが行われるため、遠方の方も自宅から楽しむことができます。
下見会は2025年10月22日から26日まで、同じくヒルサイドフォーラムで開催されます。この期間中に作品をじっくりと見ることができる貴重な機会です。
アートの魅力に触れる
「第75回SBIアートオークション」は、芸術の秋にふさわしいイベントであり、現代アートの豊かな環境に触れ、アーティストたちの軌跡を知る絶好のチャンスです。アートファンならずとも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
SBIアートオークションが提供する貴重な作品の数々を通して、アートの楽しさや魅力を再発見できることでしょう。