ソレイユ再生計画
2025-06-24 17:20:39

大分市の複合ビル「ソレイユ」、TKPが地域活性化拠点へと再生計画

大分市の複合ビル「ソレイユ」、TKPが地域活性化拠点へと再生計画



株式会社ティーケーピー(TKP)が大分市中心部の商業ビル「ソレイユ」の取得を決定しました。新しい地域活性化の拠点を目指すTKPの取り組みは、空間再生流通事業の拡大や地域社会との協力を通じて、地方創生の実現を目指すものです。このビルは1998年に完成した地下1階・地上7階建ての複合商業施設で、約7,800㎡の延床面積を誇ります。現在は多くのテナントが入居し、会議室や宴会場も備えています。

TKPは2025年6月20日に売買契約を締結し、2026年4月1日に正式に引き渡しを受ける予定です。このタイミングで、2階、3階、6階の会議室と7階の宴会場を「TKPガーデンシティソレイユ(仮称)」として直営開業し、企業の会議や研修、イベント需要のニーズに努める方針です。

地域創生に向けた新たな展開



この取得を機にTKPは、ビル全体の価値向上を図りつつ、バンケットや貸会議室の事業、さらにはレンタルオフィス事業や宿泊事業などを展開する予定です。ちなみに、TKPが大分県内で貸会議室事業を立ち上げるのは初めての試みです。この活動により、地域経済の活性化が期待されており、特に首都圏や大都市圏からの企業研修やインセンティブ旅行を誘致することが重要な戦略となっています。

TKPはこのビルの取得により、2025年12月に開業予定の「アパホテル〈大分駅前〉」や、2025年7月にオープン予定の別府市のリゾート施設「SHONIN PARK」との連携も進める考えです。広域的な経済活性化や交流人口の増加に寄与するため、TKPの役割はますます重要になってくるでしょう。

持続可能なビジネスモデルの構築



TKPは、全国的に展開している空間再生と流通事業を通じて、地域に根ざした価値の創出を進めています。持続可能なビジネスモデルを構築することを目指し、地域社会と共に歩む姿勢を貫いていく意向です。

物件名「ソレイユ」は、大分市中央町4丁目に位置し、日豊本線の「大分駅」から徒歩10分のアクセスを誇ります。このビルは、地域に新しいビジネスの流れを生み出す重要な役割を果たすことが期待されています。TKPは今後も地域に根付いた取り組みを行い、より一層の発展を遂げることでしょう。現代のビジネスシーンにおいて、地域活性化を実現するための挑戦が続いています。関係者一同がこの新しいプロジェクトに期待を寄せていることは間違いありません。


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会社情報

会社名
株式会社ティーケーピー
住所
東京都新宿区市谷八幡町8番地TKP市ヶ谷ビル2F
電話番号
03-6843-0011

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