フクシマガリレイが提供する「EXAROUND」
フクシマガリレイ株式会社は、2026年5月11日から新たな設備管理ITプラットフォーム「EXAROUND(エクスアラウンド)」の提供を開始します。このプラットフォームは、小売、外食、製造、医療など、多様な業界における設備管理の効率化を図るものです。これまで25年以上にわたり遠隔メンテナンスや温度管理などのシステムを提供してきた実績を礎に、EXAROUNDはこれらの技術を一つのプラットフォームに統合し、ユーザーが直面する様々な課題に対応することを目指しています。
DXを通じた選べるサービス
EXAROUNDは、AIやIoT技術を取り入れることで、設備の運用状況や修理依頼などの情報を一元的に管理。特に注目すべきは、ユーザーが自社の課題に応じて機能を選べる点です。例えば、飲食業界ではHACCPに基づく衛生管理の簡素化を図るプランや、スーパーマーケット向けには温度管理を自動化するプランなど、7つのプランから最適な組み合わせが可能です。この選択肢の多様性は、各業種に特化した解決法を提供するものとして必須の要素と言えます。
開発の背景と市場ニーズ
近年、業界全体を揺るがす課題として、労働力不足やコスト増加が挙げられます。また、HACCP制度の導入による衛生管理基準の厳格化も多くの事業者にとって重大な悩みの種です。フクシマガリレイは、このような状況に応じて食のインフラを支え、テクノロジーで現場の負担を軽減し、より効率的な運営を実現しようと考えています。
具体的なプランと導入効果
以下は、EXAROUNDの具体的なプランの一例です。
- - 飲食店向け衛生管理プラン:HACCPに基づく衛生記録をペーパーレス化し、管理業務を効率化。責任者不在時でも迅速な対応ができるシステムを提供。
- - スーパーマーケット向け温度管理プラン:多数のショーケースの温度を自動で監視し、AIが故障の予兆を捉えて未然に対処。また、冷媒ガス漏れに関する長期メンテナンス契約を併用することで、運営コストの削減にも貢献します。
先進的な技術とオープンなプラットフォーム
EXAROUNDは、自社製品だけでなく他社製品の設備も対象に含めるオープンなプラットフォームです。このため、既存の資産を最大限に活用しながら、利便性を向上させる設備管理を実現できます。特に注目すべきは、AIによる「予兆管理」や故障の未然防止、運用の自動化といった先進技術です。
フクシマガリレイ株式会社の概要
フクシマガリレイ株式会社は、業務用の冷凍冷蔵機器の製造、販売、メンテナンスを行っている企業で、大阪市西淀川区に本社を置きます。2億円の資本金で、業務用冷凍冷蔵庫や厨房総合システムを設計・施工するなど、幅広い事業を手掛けています。今後、EXAROUNDを通じて業界の効率化と業務改善を推進し、目標として年間2000件の契約を目指します。
まとめ
フクシマガリレイのEXAROUNDは、選べる機能や先進的な技術を活用しつつ、企業のニーズに応じた柔軟な対応を可能にします。人手不足やコスト増加が許されないこの時代に、業界のインフラを支える新しいソリューションとして注目されるでしょう。