2025年印象に残った言葉ランキング
2025年も終わりを迎えようとする中、SNSやニュースの中で多くの新語や流行語が私たちの記憶に刻まれています。株式会社ファーストイノベーションが運営する「SES Plus」が行った意識調査によると、241名のSNS(X、旧Twitter)ユーザーからの回答を基に、今年印象に残った言葉がランキング形式で発表されました。
調査は、2025年11月6日から11月9日の間に行われ、「2025年 新語・流行語 印象ランキング調査」と名づけられています。年齢層は10代から60代以上まで幅広く、特に30代と40代からの支持が目立つ結果となりました。
2025年「印象に残った言葉」TOP10
1.
エッホエッホ
SNSで爆発的に拡散したゆるいミームが全年代の支持を集めました。「エッホエッホ」という言葉は、ユニークな響きで多くの人々に親しまれ、日常的な会話にも頻繁に登場しました。
2.
古古古米(ここここまい)
ニュース発の言葉で、特に40代から60代に人気が集中。زع年の象徴的な語感として注目され、多くの人が耳にしました。
3.
物価高
生活実感を伴った言葉として強い支持を受けました。特に30代から50代の世代において、物価の高騰が切実な問題となっていることが反映されています。
4.
ミャクミャク
万博の公式キャラクターとして話題になり、強烈なビジュアルで印象に残ったという声が聞かれました。
5.
長袖をください
気候の変化や季節の不明瞭さを象徴する言葉で、男女問わず多くの支持を受けました。
6.
ラブブ
Z世代に人気の言葉で、可愛い響きとリズム感が評価されました。
7.
トランプ関税
国際情勢に関わる話題として注目され、主に30代から60代の回答者から支持を受けています。
8.
国宝(観た)
SNSで広がったミーム表現で、「見た」という体験と結びついた言い回しが評価されました。
9.
オールドメディア
メディアの信頼性を問う文脈で登場し、特に若い世代に支持を得ました。
10.
緊急銃猟(クマ被害)
2025年の社会的な課題として特に多くの回答が寄せられました。特に40代から60代の女性に強い関心が見られました。
世代別の特徴
調査結果は、各世代の特性を如実に表しています。10代は主にオールドメディアやエッホエッホなど、Z世代の感覚が顕著です。20代は主にSNSミームに反応し、30代は幅広いジャンルから選びました。40代は時事系の言葉に集中し、50代以降は社会問題や文化イベントへの関心が強いことがわかりました。
二極化の一年
2025年は、軽快なネットミームと社会情勢を象徴する言葉が並列して支持され、二極化の一面が際立った年となりました。これらの言葉は、SNSを通じて広がり、社会課題と同様に、私たちの日常生活にも深く根付いています。今後もSES Plusは、時代のトレンドや人々の意識をリアルに反映したデータを発信し続けていきます。
SES Plusとは
関心が高まる言葉やトレンドを可視化するため、SES PlusはSNSを活用したアンケート型メディアとして立ち上げられました。これを通じて、時代の変化に対応した意見や感情を分析し、発信しています。
また、株式会社ファーストイノベーションは、創造的な事業やプロモーション、マーケティングなどを行っており、今後の動きにも注目が集まります。”