議論の渦巻く国会議員数削減とゾンビ議員問題の新視点とは?
地上波タブーの新たなメディア『NoBorder』が公開した最新エピソード「#35 サボり議員とゾンビ議員が支配する国会――壊れた選挙制度の正体」では、国会議員の数を巡る充実した議論が繰り広げられました。今回は、議員定数削減の重要性や、問題を抱える現行の選挙制度について深く掘り下げていきます。
現状認識と変革の必要性
日本の衆参両議院の議員数は合計713名。これが多いのか少ないのか、そして議員定数削減は実際に必要なのか、これまで多くの議論が交わされてきました。2025年には与党間で議員数を1割削減する合意が成立しましたが、各党からの反発により法案化は未だ実現していません。加えて、日本における「ゾンビ議員問題」は、選挙区での落選後に比例で復活当選できる制度が議論される中、見逃されがちな重要な課題です。このような背景が、どれほどの実態を持つかを考える契機を提供します。
議論の内容と多様な視点
このエピソードでは、現職と元職の国会議員を含む論客たちが登壇し、議論を交えました。自民党の元幹事長・石原伸晃氏は、小選挙区制による投票率の低下の現実に言及し、中選挙区制の再導入の必要性を訴えました。共生対応を推進する中道改革連合の小川淳也氏は、衆議院に小選挙区制を、参議院に完全比例代表制を採用する新たな提案をしました。
一方、前参議院議員の柳ケ瀬裕文氏は、「身を切る改革」の必要性とともに、政府の意思決定がどのように非効率に運営されるかを指摘しました。また、日本自由党の浜田聡氏は、議員数削減が官僚主導を助長する恐れがあることを示しました。さらには、京都大学教授の藤井聡氏も登場し、日本の議員数は他国と比較する中で必ずしも過剰でないと主張しました。
タレントのフィフィ氏は、国民目線から高齢議員の問題やオンライン投票の採用について意見を示しましたし、ごぼうの党を率いる奥野卓志氏も、議員数削減が世襲議員を助長する危険性を指摘して、全体の制度の見直しを提起しました。
このように、各専門家がそれぞれの見解を持ち寄り、「議員削減の是非」に限らず、民主主義のコストと効率性のバランスを如何にとるべきかを考察しました。
まとめと今後の展望
「NoBorder」は、ただの議論だけでなく、視聴者も参加可能なアンケート企画を通じて自己の意見を表明するチャンスを提供しています。新たな視点からの意見交換は、将来の政治の在り方に大きな影響を与えることでしょう。公式アプリでは収録の裏話や未公開映像も楽しめ、視聴者がより積極的に享受できるプラットフォームとしての役割も果たしています。今回のエピソードをきっかけに、私たち一人ひとりが政治参加を促進することが求められる時代となっています。