Well-Being導入開始
2022-01-11 10:11:21

日本国内初のWell-Being経営導入へ!組織変革プログラムが始動

日本国内初のWell-Being経営導入へ!



近年、企業の生産性や従業員の幸福感が経営に与える影響が広く認識されつつあります。この流れに呼応し、今、日本初のWell-Beingマネジメントプログラムの実証実験が始まります。このプログラムは、慶應義塾大学の前野隆司教授の監修のもとに進められ、主に上場企業やそれに準ずる企業が対象となります。

Well-Beingマネジメントの必要性



私たちの経済が過去20年間、成長を遂げていないという現実があります。他の先進国に比べて日本の生産性や企業業績は停滞しており、従業員の心身の健康や仕事に対するモチベーションを高める必要があります。このため、海外では既に浸透しているWell-Being経営が、日本でも導入されるべきタイミングだとその意義が問われています。

Well-Beingとは、単に身体的な健康状態だけでなく、精神的、社会的に充実した状態を示します。そして、Well-Beingマネジメント疲分の基本は、人材を経営資源として捉え、彼らの幸福感を向上させることにあります。

プログラムの概要



前野隆司教授が監修するこのプログラムでは、個々のWell-Beingに加え、組織そのものの文化や習慣に変革をもたらすことを目的としています。新たに開発されたこのプログラムは、実績のあるWell-Being向上プログラムと組織開発の要素を融合させたものです。

本プロジェクトには、一般社団法人ウェルビーイングデザイン、EVOL株式会社、OD Lab合同会社、株式会社キズナキャストの4社が参画しており、それぞれの専門知識を結集させています。この協力により、効率的に企業文化や業績の向上を図ります。

実証実験の進行



2022年1月から企業を募集し、実証実験は2022年4月から始まります。参加企業には、Well-Being研究の第一人者である前野教授による先行実績を基にしたプログラムが提供されます。これにより、多くの企業がWell-Being経営の実践を通じて競争力を高めていくことが期待されています。

日本独自のアプローチ



日本におけるWell-Being経営の導入が遅れた理由は、企業が内向きで硬直化し変革を恐れていたこと、加えて自国にフィットするプログラムの選択肢がなかったことに起因します。しかし、今や新型コロナウイルスの影響で働き方や考え方に革命が起こり、企業もこの変化に適応する必要に迫られています。

参加企業のメリット



実証実験に参加する企業は、先進的なWell-Beingマネジメントプログラムを取り入れることが可能です。海外での成功事例を元にしたメソッドを導入することで、社員のエンゲージメントが高まり、離職率や欠勤率の軽減につながると考えられています。さらに、実証実験を通じて得られたデータをもとに、時間が経つにつれ、より良い企業文化の実現が期待されています。

この取り組みを通じて、日本がWell-Being経営のリーダーとしての地位を確立し、国際的な競争力を高めていく過程を見守りたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社Well-being経営研究所
住所
東京都渋谷区渋谷2−7−13ネオメット青山3F
電話番号
03-6419-2985

トピックス(経済)

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