高校生も大学生と共に学ぶ新たな制度
八洲学園大学国際高等学校は、学生が高校の在籍中に大学の単位を取得できる新しい支援を始めました。このプログラムは、文部科学省の認可を受けた八洲学園大学が提供する「特修生」制度を活用したものです。現在、高校生たちはこの特修生制度を利用することで、将来の大学生活に備えることができるようになっています。
特修生制度とは
特修生制度は、大学入学資格を有しないが、必要な科目を学ぶ能力を持つと認められた15歳以上の生徒が対象です。この制度を通じて、所定の科目を16単位修得することで、入学を希望する年の4月1日までに18歳に達することが要件となります。なお、この制度によって高校卒業の資格や高等学校卒業程度認定試験の合格は得られません。
特修生制度を適用される科目には、初年次セミナー、レポートの書き方、心理学概論など多岐にわたります。これにより、高校生は文系・理系を問わず多様な分野を学ぶ機会を得、大学での学びを体験することができるのです。
不安を取り除くサポート
多くの高校生は大学生活への不安を抱えています。特に「大学生としてやっていけるか」という疑問や、「大学での学びを知りたい」との思いを持つ生徒たちにとって、この特修生制度は一つの解決策となります。八洲学園大学国際高等学校では、そうした生徒に対して充実したサポートを提供しています。学校では、高校のカリキュラムに加え、大学での学びを体験することができるため、入学への準備が整います。
自由な学びのスタイル
八洲学園大学国際高等学校は、通信制の特徴を生かして「マイペース・自分らしく」という学習方式を採用しています。このため、仕事やアルバイト、さらには国内外留学との両立が可能です。また、22単位を取得しきれなかった場合でも、2年目は追加の学費を払わずに再挑戦できる制度も設けています。これにより、多様な生徒が自身のライフスタイルに合わせて学ぶことができます。
八洲学園大学との連携
八洲学園大学国際高等学校は、八洲学園大学とも密接に連携しています。大学では、通信教育を利用し、社会人やシニア向けの教育プログラムも豊富に用意しています。学生の多くは40代以上で、特に50代以上の「学び直し」を支えるための割引制度が充実しており、家族割引や教育ローンも利用可能です。これにより、あらゆる年齢層の学生が、自分のペースで学び続ける環境が整えられています。
全ての人に学ぶ機会を
八洲学園大学国際高等学校と八洲学園大学は、「学びを通じて人生を豊かにする」という理念を持っています。この特修生制度により、高校生たちは大学での学びを早期に体験しつつ、将来の進路を見据えた準備を行うことができるようになります。これからもこの制度を通じて、多くの若者が新しい可能性を見出し、成長していくことを期待しています。