メゾン ルイナール 新最高醸造責任者着任のニュース
2023年、シャンパーニュメゾンの代表格であるメゾン ルイナール(ルイナール)が新たな最高醸造責任者としてカロリーヌ・フィオ氏の就任を発表しました。この人事は、かつての最高醸造責任者フレデリック・パナイオティス氏が、2023年に惜しくも逝去した後の後任として注目されています。カロリーヌ・フィオ氏は2026年1月1日よりその実務に入る予定です。
彼女は長年にわたり、このメゾンでの経験を活かしてきたシャルドネの専門家です。ルイナールの美学とも言える調和とエレガンスを守りながら、メゾンの革新的な取り組みを受け継ぎ、持続可能なブドウ栽培に向けた挑戦も続けていく意思を示しています。
フレデリック・デュフォー社長のコメント
メゾン ルイナール社長のフレデリック・デュフォー氏は「継承と卓越性はメゾン ルイナールの核となる価値です。」と述べ、カロリーヌ・フィオ氏の着任を非常に喜ばしいと表現しました。「約3世紀にわたるサヴォワフェール(職人技)は絶えず進化し、洗練されています。彼女はフレデリック・パナイオティス氏のもとで約10年間研鑽を積み、2016年からはルイナールの醸造チームの重要なメンバーとして実績を上げてくれました。」
カロリーヌ・フィオ氏の抱負
カロリーヌ・フィオ氏は「フレデリック・パナイオティスの跡を継ぎ、ルイナールのスタイルを形成していくことは非常に光栄です。」と意気込みを語りました。彼女は、シャンパーニュにおける“時間への敬意”の重要性に共感しつつ、1729年から続くメゾンの歴史に参与できることに誇りを持っています。
カロリーヌ・フィオの略歴
モンペリエで農業工学と醸造学を学んだフィオ氏はその後、アメリカやベトナムで国際的な経験を蓄積し、2016年にはメゾン ルイナールのフレデリック・パナイオティス氏のチームに参加。以降、テイスティングコミッティーのメンバーに入り、発酵過程の管理やルイナール ブラン・ド・ブランに関する研究など多岐にわたるプロジェクトに貢献しました。
さらに、気候変動への対応や新しい醸造技術の導入に一定の役割を果たし、2020年にはシャンドン アルゼンチンでの勤務を経て2021年にシャンパーニュへ戻りました。現在、彼女はメゾン ルイナールの新しい顔として選ばれ、約3世紀に及ぶ革新の精神を引き継ぎつつ、メゾンの象徴であるシャルドネにさらなる磨きをかけることが期待されています。
ルイナールについて
メゾン ルイナールは1729年に設立され、現在では「シャンパーニュの宝石」として其の名を馳せています。特にコート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスで厳選された最高品質のブドウを使用し、「清らかさ」「繊細さ」「上品さ」を追求したその味わいは、ルイナールの持つ技術力の結晶です。彼らの熟成には歴史的な工場「クレイエール」が使われ、シャンパーニュ作りにおいて理想的な環境が保たれています。
公式ウェブサイト:
MHD K.K.