医師主導SaMD開発プラットフォーム設立
2024-07-17 16:56:45
医師主導の医療革新を加速!マイクロンとメディカル・プリンシプル社がSaMD開発プラットフォームを共同設立
株式会社マイクロンは、株式会社メディカル・プリンシプル社(MP社)と共同で、医師主導によるプログラム医療機器(SaMD)の開発を促進するプラットフォームを立ち上げることを発表しました。
このプラットフォームは、MP社が運営する「医療の“あったらいいな”デザイン工房」を通じて、医師たちの創造力を結集し、医療現場のニーズに応える革新的なSaMD開発を促進することを目指しています。
具体的には、医師たちのアイデアを形にするための開発支援プログラムを提供し、多くの開発企業との協力を促進することで、開発されたSaMDが社会実装される流れを共同で形成していきます。マイクロンは、薬事申請支援などを通じて、開発から社会実装までをサポートする役割を担います。
両社は、医療現場から生まれる革新的なアイデアが、社会に広く実装されることを目指し、今後も様々な取り組みを進めていくとのことです。
医師主導の医療革新への期待
今回の共同プラットフォーム設立は、医師主導による医療の質向上への取り組みを加速させる重要な一歩と言えるでしょう。
従来、医療機器の開発は、医療機器メーカー主導で行われるケースが多かったですが、近年では、医師主導で開発されるSaMDが注目されています。これは、医師が現場で抱える課題を直接的に解決できる医療機器開発が可能になるためです。
しかし、医師が開発プロセスを理解し、開発を推進していくには、専門的な知識や経験が必要となります。また、開発から社会実装までには、様々な課題があり、医師だけで乗り越えるのは困難な場合も少なくありません。
そこで、マイクロンとMP社は、医師のアイデアを現実のものにするためのサポート体制を構築することで、医師主導のSaMD開発を促進し、医療現場の課題解決に貢献することを目指しています。
今後の展望
今回の共同プラットフォームは、医師主導による医療機器開発の新たなモデルとして、今後の医療界に大きな影響を与える可能性を秘めています。
医師と企業が連携することで、医療現場のニーズに合った革新的なSaMDが開発され、医療の質が向上していくことが期待されます。
また、この取り組みは、日本の医療技術の国際的な競争力を強化することにもつながると期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社CEホールディングス、株式会社マイクロン
- 住所
- 電話番号
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