戸田建設がグローバル・ブレイン9号ファンドに投資しスタートアップ支援へ

戸田建設株式会社が、新たなプロジェクトとして「グローバル・ブレイン9号投資事業有限責任組合」（以下、GB9号ファンド）に対して投資契約を結んだことが発表されました。この動きは、スタートアップの創出と支援を高めることを目的としており、今後のビジネス展開に大きな影響を与えることでしょう。

投資の背景と目的

戸田建設は、東京都中央区に本社を構え、社長は大谷清介氏です。今回の投資は、グローバル・ブレイン株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：百合本安彦）が設立したファンドを通じて実施されます。グローバル・ブレインは、アジア、北米、欧州に拠点を有する、世界屈指の独立系ベンチャーキャピタルであり、多岐にわたる専門家が在籍しています。

当社は、『未来ビジョンCX150』に示された通り、「価値のゲートキーパーとして、協創社会を実現する」というビジョンに基づいており、様々なステークホルダーと価値共創に向けた取り組みを大切にしています。特に、スタートアップ企業における技術やサービスの発展は、今後の社会変革に欠かせない要素です。

GB9号ファンドの特徴

GB9号ファンドは、特にDX（デジタルトランスフォーメーション）、ディープテック、Generative AIなどの分野に注力しており、国内外のスタートアップ企業に対する投資を行っています。この投資活動により、テクノロジーの進化を促し、さらなるビジネスの可能性を広げることが期待されています。

ファンドは2024年3月29日に設立され、設立から10年間の存続期間が予定されています。無限責任組合員はグローバル・ブレイン株式会社であり、今後の運営が注目されます。

過去の実績と今後の展望

戸田建設は、2021年にグローバル・ブレイン8号ファンドに対する投資契約を締結したことがあります。この時の経験を活かし、より多くの優れたスタートアップ企業との関係を築いてきました。情報の共有やPoC（実証実験）などを通じて、ビジネスの新たなアイディアやサービスに活かすことを目指しています。

GB9号ファンドへの投資は、前回の成功を基にした後継ファンドへの挑戦であり、今後もグローバル・ブレインとの連携を強化し、さらなる成長を遂げていく予定です。こうした取り組みを通じて、戸田建設はスタートアップ企業とのつながりを深め、お客様に対する提供価値をさらに高めていく方針です。