株式会社400F、中国銀行向けにオカネコDXの支援を開始
株式会社400F(東京都中央区)は、2024年8月6日から中国銀行(岡山県岡山市)に対して、新たな支援プログラム「オカネコDX」の提供を開始しました。この取り組みは、金融業界における顧客接点の最適化を目指し、コンサルティングと実行支援を通じて顧客体験の向上を実現するものです。
「オカネコDX」は、オンライン集客からNISA(少額投資非課税制度)口座の申し込みまで、顧客のライフスタイルに寄り添った支援を提供します。2024年3月に発表された日本銀行の報告によると、金融機関はデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を認識し、業務効率化や対顧客サービスの強化に取り組んでいます。
特に、日本証券業協会によると、2024年3月末時点で新規NISA口座開設件数が前年同期比で約3.2倍にのぼり、顧客の資産形成への意欲が顕著に高まっています。これを受け、400Fは「オカネコ」という家計診断やオンライン相談を通じて、累計100万ユーザーの金融課題解決をサポートしてきました。
同社の経験とデータに基づき、「オカネコDX」は企業向けに開発され、顧客体験向上を実現するためのデジタル営業戦略や、チャットシステム、データ分析、金融コンテンツの実行支援を行います。この新たなサービスにより、企業は従来の接点を拡大し、さまざまな層とのコミュニケーションを図ることが可能となります。
具体的な施策としては、以下の2つが挙げられます。
1. UI/UXに優れたチャットシステムの導入
400Fが提供するチャットシステムを中国銀行のLINEアカウントと連携させることで、顧客は新NISAなどについてより快適に相談できるようになります。このシステムは、ユーザーがチャットを通じて直感的に質問できる環境を提供し、目的に応じて効率的にオペレーターへと誘導します。
2. ユーザージャーニー最適化コンサルティング
400Fのデータ駆動型アプローチを活用し、顧客のファーストコンタクトから申し込みに至るまでの体験を分析・改善します。これにより、中国銀行の顧客はよりスムーズで満足度の高い体験を享受することができます。
この取り組みは、中国銀行が顧客との新しい接点を開拓し、よりダイナミックなサービス提供へとつなげるものです。400Fは、オンライン金融サービスのUI/UX向上においてリーダーシップを発揮し、顧客体験の改善を目指します。
オカネコDXについて
オカネコDXは、400Fが「オカネコ」事業で培ったノウハウをもとに、顧客コミュニケーションの活性化とビジネスの促進を後押しする実行支援型サービスです。単なるコンサルティングやシステム導入のみにとどまらず、金融事業を実際に展開する400Fが成果を約束する支援を行います。
ユーザー向けのオカネコ
「オカネコ」では、スマホから簡単な質問に回答することで、同エリア・同年代・同世帯構成の人との家計状況を比較し、個別アドバイスを受けることができます。匿名かつ無料で利用できるため、多くの人々にとってアクセスしやすいオンラインサービスとなっています。
企業情報
株式会社400Fは、2017年11月に設立され、「お金の問題を出会いで解決する」という理念のもと、証券・保険・銀行などに関する無料相談ができるプラットフォーム「オカネコ」を運営しています。顧客のニーズに応じたサポートを提供し続け、金融業界における革新を追求しています。