夏の住まいの暑さに対する意識調査2025結果は7割以上が不満を感じています

夏の住まいの暑さ・湿気に関する意識調査2025

株式会社一条工務店が実施した「夏の住まいの暑さ・湿気に関する意識調査2025」の結果が発表され、全国の男女1369名を対象に行われたこの調査からは夏の暑さに対する意識が浮き彫りになりました。多くの人が、自宅に帰った際にその暑さにイライラした経験があることがわかりました。

調査結果概要

調査結果は、昨年の夏における冷房の使用状況や、暑さ・湿気に対する感じ方を中心に構成されています。特に印象的なのは、約72.9%の人々が昨年の猛暑で外出を控えたことがあると回答している点です。このような極端な気温の影響は、私たちの日常生活に深刻な影響を与えることが明らかになりました。

暑さに関する調査結果

調査に参加した方の中で、冷房器具を使用した期間は多くの人が4ヶ月またはそれ以上であったことが立証されています。外出時間によってエアコンを切るかどうかの判断という点でも、1時間以上の外出ならエアコンを切るという人が27%おり、一方1時間未満でも切る人が23%という結果でした。さらに、約10%の人は「夏の間はエアコンを切らない」と回答し、エアコンの使用スタイルにバラツキが見られます。

特に7割以上の人が、外出先から帰宅した際に自宅の暑さにイライラすることがあると言います。このストレスは、単なる不快感にとどまらず、昨年は自分や家族、ペットが熱中症になったことがある人も約10%に上りました。自宅内で特に暑さを感じる場所は、1位が「寝室」、続いて「リビング・ダイニング」「キッチン」となっており、約75%の人が寝室の暑さによって良い睡眠が妨げられていると感じています。

暑さ対策

暑さ対策としては、約82.5%の人がエアコンを使用し、45.9%が扇風機やサーキュレーターを活用しています。しかし、エアコンをつけっぱなしで寝ると、電気代やのどや肌の乾燥、身体の冷えが気になるという声も多数挙がっています。電気代への懸念から、エアコンを我慢することがあると答えた人も約60%に達しました。

湿気に関する調査

また、湿気の問題についても約80%が自宅内の湿気を気にしていると回答。その中で、湿気が気になる場所は「寝室」「脱衣所」「浴室」が上位にランクインしました。湿気が多いことによる困りごとは、「カビ・ダニの発生」が最も多く、「部屋干しが乾かない」「部屋のにおい」が続きました。実際に湿気が原因で衣類や寝具を捨てた経験がある人は約40%にものぼります。

湿気対策

自宅の湿気対策としては、エアコンでの除湿が51%に上り、除湿剤や換気といった他の手段も挙げられています。特にエアコンを使った除湿という方法が広く支持されていることが確認されました。

夏の住まいを快適にする提案

一条工務店では、夏の高温多湿な時期でも快適に過ごせるための全館空調システム「全館さらぽか空調」を提供しています。このシステムは、室内全体の温度と湿度をコントロールし、夏でも快適な環境を維持するよう設計されています。また、断熱基準の最高等級「断熱等級7」にも対応しており、エネルギー効率を高めつつ快適な住空間の提供を可能にしています。

湿度や暑さに敏感な季節に、自宅で快適に過ごすための対策として、一条工務店の提案を取り入れてみてはいかがでしょうか。