Lean Mobility社が46億円調達、都市型小型EV「Lean3」の生産準備へと進展

Lean Mobility社が新たな一歩を切り開く

Lean Mobility株式会社（以下、当社）は、国内において初となる都市型小型EV「Lean3」の量産に向け、46億円の累計資金調達を達成しました。これは国内のヴィークル製造スタートアップとして最大規模の調達となります。この資金を活用し、Lean3の生産準備に取り組んでいくことをお知らせします。

Lean3の特徴と開発の進展

Lean3は、都市生活者のニーズに応えるために開発された電気自動車で、軽量かつコンパクトな設計が特長です。開発が進む中で、生産性やコスト効率が重視され、洗練された外観と機能的な内装デザインが完成しました。また、部品の最適化や量産金型の製作も進行中であり、台湾における組立工程の計画も具体化しています。

日本初の「Lean3」公開イベント

2024年10月15日から18日まで、幕張メッセで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2024」にて、Lean3の試作車両をお披露目します。さらに、11月には羽田イノベーションシティで特別走行イベントが行われる予定です。これにより、来場者は新しい都市モビリティがどのように体験できるのかを実際に目にすることができます。

B2B・B2Gでの協業の推進

Lean Mobilityは、都市型モビリティの実現に向けて、B2Cの前にB2BやB2Gでの堅実な連携を始めます。特に、愛知県豊田市との協働が進んでおり、2025年のLean3導入を目指しています。市内の公務用車両としての採用や観光地での利用促進策も検討されており、この取り組みを通じて社会的な意義を実証する機会が生まれます。

エコシステムの構築

Lean3の持続可能な普及に向けて、私たちはただ車両を提供するのではなく、包括的なサービスモデルの開発にも力を注いでいます。これには、駐車施設との連携やスマートフォンアプリの統合管理、リース・シェアリングモデルの構築が含まれます。最終的には、移動体験そのものを魅力的なものとすることを目指しています。

未来を見据えた取り組み

当社の代表取締役CEO、谷中壯弘は「効率的なモビリティが人々の生活を豊かにする」との信念を持っています。このビジョンを実現するために、多様なパートナーとの協力が不可欠であり、共に持続可能な社会を目指していく仲間を募集しています。

Lean Mobility社は、次世代のモビリティ社会を実現するための新しい一歩を踏み出しています。これからの展開にご期待ください。