ラッパーのダースレイダーが贈る新たな医療ノンフィクション
2026年8月20日、株式会社KADOKAWAから発売される『セルフ透析はじめました』は、ラッパー・ダースレイダー氏による革新的な医療ノンフィクションです。本書では、病と共に生きる彼自身の体験を通じ、近年注目される「セルフ透析」の実践と、その背景にある思考を描写しています。
セルフ透析とは?
通常、透析は医療機関で受けるものですが、セルフ透析は患者自身が自ら行う新しいアプローチです。ダースレイダー氏は、2025年9月から週3回、1回4時間の人工透析生活を始めましたが、それを単なる治療時間と捉えず「思考し、創造するためのスタジオ」として活用するように変化させました。
目を向けるリアルな体験
この書は、単なる治療の記録ではありません。透析導入を先延ばしにしてきた葛藤、初めて「病人」として全うした感覚、そしてセルフ透析を学ぶ日々の苦労、仕事や家族との両立までも率直に綴っています。特に印象的なのは、透析を受けながらも出張透析を通じてライブを続ける姿勢です。読者は、彼の日常から勇気とインスピレーションを得ることができるでしょう。
専門家との対話
書中には、医師や看護師、長期透析を経験している人々との対話も収められています。透析医療の現状や新たな可能性などを、ダースレイダー氏ならではのカジュアルな視点で語られています。また、セルフ透析の第一人者との対談を通して、この新しい治療法の本質にも迫ります。
新しいライフスタイルの提案
ダースレイダー氏は、様々な制約を受け入れ、それを逆手に取って「新しい自由を創造する」ことの重要性を語っています。この本は、透析患者やその家族だけでなく、病気や障害、仕事、介護など、さまざまな「不自由」と共に生きる全ての人々に向けた新しいライフスタイルを提唱する、感動の一冊です。
書籍概要
- - タイトル: セルフ透析はじめました
- - 著者: ダースレイダー
- - 定価: 1,900円+税
- - 発売日: 2026年8月20日
- - ページ数: 240ページ
- - ISBN: 9784046080189
出版記念イベントの詳細
同書のリリースにあわせて、ダースレイダー氏によるトークイベントも開催されます。会場は、彼が実際に透析を行っている「田端駅前クリニック」。参加者は、彼の経験を直接聞くことができる貴重な機会です。
プログラム内容
- - オープニング対談
- - ダースレイダー氏のトーク
- - 質疑応答
このイベントでは、透析施設の見学も可能で、医療現場を実際に体感することができます。また、参加者には著者の直筆サイン入り書籍もプレゼント予定です。
著者ダースレイダーのプロフィール
ダースレイダー氏は、1977年にパリで生まれたラッパーであり、ミュージシャンです。東京大学を中退後、2000年にメジャーデビューを果たしましたが、2010年には脳梗塞で倒れ、その後も糖尿病や腎不全と闘い続けています。
彼は自身の体験を通して、音楽活動を展開しながらも、透析治療を続けています。
この新刊を通して、多くの人々に勇気を与え、病気と共に生きるヒントを提供するダースレイダー氏のメッセージは、決して色あせることがありません。