神代桜保全の取り組み
山梨県北杜市に位置する實相寺は、境内にある樹齢2000年の「神代桜」が有名です。この桜は多くの人々に愛され、長年地域のシンボルとして親しまれてきました。しかし、近年その老朽化や維持管理の難しさから、桜の状態が悪化しています。これに伴い、實相寺では桜と境内の設備を保存し、将来的に訪れる人々にも楽しんでもらえるよう、新たに拝観料を導入する決定を下しました。
拝観料の詳細
2025年3月中旬から約1ヶ月間、拝観料が導入される予定です。以下のように料金は設定されています。
- - 一般:500円
- - 市内在住者:300円(身分証の提示が必要)
- - 中学生以下は無料
拝観可能な時間は、8:30から17:00まで(最終受付は16:30)。また、御朱印の受付は8:30から16:30まで行っています。
拝観料導入の背景
従来、實相寺は境内を無料開放していましたが、桜の衰退や他の設備の老朽化が進行しており、維持管理のコストも増大しています。これまでの姿を保つためには、安定した資金が必要不可欠です。拝観料の導入は、苦渋の選択ではありますが、桜を守り、維持していくために必要なステップなのです。
多くの方に桜を楽しんでいただくためには、環境整備や維持管理が不可欠です。拝観料は、桜の保全活動を充実させるための資金として使用され、より良い境内づくりに貢献するでしょう。
私たちは、訪れる方々が安らぎと感動を得られるよう、実効性のある施策を講じていきます。拝観料導入に対するご理解とご協力をお願い申し上げます。
お問い合わせ先
實相寺へのお問い合わせは、以下の通りです。
実際に拝観に訪れた際には、神代桜の美しさと共に、維持管理の重要性を感じていただけることでしょう。皆様の訪問を心よりお待ちしております。