浦霞から誕生した新感覚梅酒コンフィチュールの魅力とは
2025年10月4日、宮城県塩竈市にある株式会社佐浦から新商品「梅酒うめコンフィチュール」が発売されました。この商品の特長は、なんと同社の名酒「純米原酒につけた浦霞の梅酒」の梅を使用している点です。300年以上の歴史を持つ酒蔵が贈る特別なコンフィチュールの魅力に迫ります。
梅酒を使った新しい商品開発
この梅酒うめコンフィチュールは、宮城県岩出山や蔵王産の「白加賀」という梅を100%使用しています。地元産にこだわり、減農薬で栽培された梅は、手作業で丁寧にヘタが取り除かれ、梅本来の澄んだ味わいが引き出されています。また、この梅酒は日本酒の製造免許を持つ酒造メーカーならではの特別な酒で、一般家庭では再現することが難しい種類のものです。
これまで、梅酒の作り方にはアルコール度数や酒税法に関する制約もあったため、社内でしか味わえなかった梅の実。しかしその美味しさを多くの人に届けたいと、コンフィチュールとして商品化されることとなりました。社内でもその人気は高く、多くの試行錯誤を経て完成したこの商品に、期待が高まります。
手間ひまかけた製造プロセス
梅酒うめコンフィチュールは、宮城県蔵王の加工業者で一つひとつ手作業で種を取り、形が崩れないようにじっくりと煮込まれています。これによって、梅の果実本来の風味や食感がしっかりと保存されています。さらに、糖度は41度に抑えられており、特に甘さを控えた仕上げがされています。
発売日には試食会も行われ、多くの参加者からは「甘すぎず美味しい」「酸味がちょうどよい」など、嬉しい声が続出しました。また、クリームチーズとの相性を指摘する方や、アルコールを感じる大人のスイーツと絶賛する声もありました。
地域と歴史を感じる一杯
浦霞の蔵元は、地域の資源を活かしながら新たな商品開発に挑戦しています。梅酒うめコンフィチュールもその一環として、地元産の原材料から生まれました。創業301年目を迎えた今も、浦霞は新たな挑戦を続け、宮城の魅力を広く伝えていくのはとても意義深いことです。
商品概要と楽しみ方
「梅酒うめコンフィチュール」は、100g入りで972円(税込)。賞味期限は製造から1年です。この商品は、そのまま食べるのはもちろん、パンやヨーグルトに添えたり、クリームチーズとのアペタイザーとして楽しんだりと、多彩なアレンジが可能です。
また、料理にも活用でき、鶏肉料理やデザートのパウンドケーキに加えることで、上品で洗練された一品に仕上がります。見た目にも美しいこのコンフィチュールは、大人ならではの贅沢な味わいを楽しむことができます。
浦霞の歴史と未来
株式会社佐浦は、1724年に創業し、以来約300年にわたって塩竈市で酒造りを続けてきました。酒蔵のある塩釜は美しい景勝地としても知られ、日本文化を感じられる土地です。これからも浦霞は地域性を大切にしながら、新しい風を取り入れ、酒造りに挑み続けていくことでしょう。
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浦霞公式サイト
新しい梅酒うめコンフィチュールをぜひ試してみてください。梅本来の旨味を感じられるこの一品は、多くの人々に愛されることでしょう。