株式会社プロシップが配当方針を変更
株式会社プロシップは、2024年10月7日に開催された取締役会で、配当方針を改訂し新たに累進配当を導入することを決定しました。この変更は2025年3月期から適用され、株主への利益還元をさらに強化するための重要な施策となります。
1. 配当方針の変更
変更前の方針
これまでの配当方針では、自己資本の充実と収益力の向上に注力し、安定した経済基盤を築くための内部留保を重視していました。その中でも、株主への利益還元を積極的に行う姿勢は維持されていました。
変更後の方針
新たな方針においては、持続的成長を見据えた先行投資の推進に加え、配当性向を常に40%以上とすることに加え、累進配当の実施を継続することが盛り込まれています。これにより、株主の期待に応える形で利益還元を一層充実させていく考えです。
2. 変更の理由
累進配当の導入に至った背景には、2024年3月期の配当実績と2025年3月期の増配予想があります。これまでの実績を踏まえ、株主に対して継続的に利益を還元する意義を明確にするための新しい取り組みとして位置付けられています。
3. 株主還元の実績
過去三年間の配当実績は次の通りです。
期 | 1株当たり配当額 | 配当性向 |
---|
---- | ---- | ---- |
第52期2022年3月期 | 35円(-) | 45.5% |
第53期2023年3月期 | 50円(5円) | 49.2% |
第54期2024年3月期 | 47円(-) | 48.2% |
第55期2025年3月期(予想) | 52円(-) | 45.7% |
今年度も利益還元を意識し、見通しを立てていく考えです。
株式会社プロシップのビジョン
プロシップは「Speciality for Customer」を基本理念に掲げ、固定資産管理分野において専門的なサービスを提供しています。その高い専門性は、同社の主力製品「ProPlus」に裏付けられており、これまでに5,325社以上の企業に利用されてきました。
このように、今後も世界中の企業に特化した価値を提供し続けることを目指しています。
今後の展望
プロシップは、累進配当の導入を通じて株主還元を強化し、企業としての成長と社会への貢献を両立させていく方針です。利益還元を重視することで、長期的に地域経済や株主との関係を深めることが期待されています。その結果、他の企業との競争力を高め、さらに成長を遂げることでしょう。
お知らせ
プロシップの最新情報や新製品の発表については、公式ウェブサイトおよびプレスリリースを通じて随時お知らせしてまいります。