市民社会がつくる新しいネットワークの形
気候変動が深刻な問題として取り上げられる中、関西で市民社会の組織、いわゆるCSO(市民社会組織)が集うイベントが開催されます。特定非営利活動法人関西NGO協議会が主催するこのイベントは、12月23日(月)15時から大阪市北区で行われます。主なテーマは「気候変動」。
「グローカル」の時代とCSOの役割
「グローカル」という言葉が日常的に使われる今、国際的な問題と地域の活動の境目が曖昧になってきています。特に、気候変動の影響は全国各地で顕在化し、災害が身近なものとなる中、地域のつながりの重要性が増しています。このような状況で、CSOとしてできることは何かを考える良い機会です。私たちは、NGOやNPOを超えて、異なる分野の人々と出会い、つながることの重要性を再認識しています。
イベントの目的
この交流イベントでは、参加者同士が「ちょっと聞いてみたい」という気軽な関係を築くことが目的です。大小問わず困りごとを話し合える場所が存在すれば、より良いネットワークが生まれます。特に、CSOの活動は個々の団体が持つ知識や経験を共有することで、より強固なものとなります。
グループディスカッションを通じての学び
今回は特に興味深いゲスト、気候ネットワークから田中十紀恵さんをお招きし、彼女が参加したCOP26の最新情報をシェアしていただきます。その後、参加者はグループに分かれてディスカッションを行い、気候変動と自団体の活動との関連性について意見を交換します。このプロセスを通じて、参加者は新たな視点を得るだけでなく、具体的なアクションにつながるアイデアを得られることでしょう。
参加対象と参加方法
このイベントは、CSO同士のネットワークを拡大したい団体や、他の団体と交流の少なかった団体、また気候変動に関する活動を深めたい人々を対象としています。無料で参加できるため、興味のある方はぜひお申し込みください。 申込みは
こちらのフォームから、締め切りは12月22日です。
開催概要
- - 日付: 12月23日(月)15時~17時30分
- - 場所: 大阪市北区茶屋町2-30 大阪聖パウロ協会2階礼拝堂
- - 参加費: 無料
市民社会の力を高め、課題解決に向けた新しいネットワークを築くために、ぜひこの機会をお見逃しなく。