地域新聞社が新たに奨学金返済支援型の人材紹介事業を開始
地域情報を発信する株式会社地域新聞社(以下「当社」)は、このたび株式会社アクティブ アンド カンパニー(以下「AAC」)との資本業務提携を結び、新たに
「奨学金返済支援型」人材紹介事業の開始を決定しました。この事業は、奨学金の返済義務を抱える求職者に対し、特に就職や転職を支援することを目的としています。
新しいビジネスモデル「奨学金返済支援型」
当社は、千葉県や茨城県で発行されるポスティング型のフリーペーパー「ちいき新聞」を通じて、地域に密着した情報を提供し、企業や住民との信頼関係を築いてきました。これらの基盤を活かして新たに始まるのが、「奨学金返済支援型」人材紹介事業です。
この事業では、当社を通じて新たな仕事に就くことが決まった求職者に対し、就業後の3年間、毎月1万円(年間で合計36万円)の奨学金返済支援を提供します。この資金は、採用企業から得られる人材紹介料の一部から拠出されるため、企業側には追加の負担が一切ありません。
社会的背景と事業の可能性
日本では多くの学生が奨学金を利用して学業を続けていますが、その返済が重い負担となっています。実際、独立行政法人日本学生支援機構による調査では、大学生の約55%が奨学金を利用しており、その多くが返済義務のある貸与型です。
また、低賃金や物価の上昇が影響し、結婚や出産といったライフイベントにも影響を与えています。したがって、この事業は潜在的な需要を持つ、社会的な課題への対処としても期待されています。
リサーチ結果を基に、本事業の導入は新たな求職者の支援策として、多方面での展開が見込まれています。そのため、当社の読者層はこのサービスのターゲットと高い親和性を持ち、迅速に広めることが可能です。
資本業務提携の内容
当社とAACとの間の業務提携に関しては、多くの求職者、特に奨学金の返済に悩む人々を支援することを目的としており、その内容は以下の通りです。求職者が紹介先企業に就職した場合、当社は得た紹介料の一部を「奨学金バンク」に回し、入社後3年間毎月1万円を返済支援として充当します。この体制は、対象者が新卒や転職希望者を含むため、多様な支援が可能です。
事業の具体的な流れ
当社は、自社媒体の強みを活かし、効果的に求職者への訴求力を高めることができます。登録者は、個別相談や履歴書の添削、面接対策などの支援を受けながら就職活動を進め、試用期間が終了次第、返済支援が始まります。また、取得した求職者情報は、特許出願中の生成AI技術に活用し、更なる広告効果を引き出す予定です。
資本提携の詳細
当社は、AACの株式を取得し、資本業務提携を進めることで事業の拡大を図ります。譲渡は既存株式の一部を取得する形式で行い、数値データは非公開ですが、軽微な金額での取引です。
この事業は、2025年10月16日に開始予定で、今後の社会貢献を目指して進んでいます。地域の力を活かし、求職者支援の新しいモデルを確立していくことが期待されます。
会社概要
地域新聞社は、千葉県八千代市に本社を置き、1984年から地域に密着した新聞を発行しています。今後も地域社会の活性化に貢献し続けるため、様々な取り組みを行っていきます。詳細については、公式サイトをご覧ください。