連雲港観光セミナー
2018-07-24 14:08:51

連雲港観光セミナー:日本市場へ新たな風を吹かせる取り組み

連雲港観光セミナーが東京・大阪で盛況裡に開催



中国江蘇省に位置する連雲港の旅行魅力を紹介するための「西遊東渡 山海連雲」観光促進セミナーが、7月20日に大阪、23日に東京で開催されました。これは、日本における連雲港の知名度を上げ、観光市場を開拓することを目的とした重要なイベントです。

このセミナーでは、北海道から沖縄まで様々な旅行会社や企業の関係者が一堂に会し、連雲港の豊かな観光資源やユニークな旅行商品に触れる機会が提供されました。特に、連雲港は「西遊記」という日本でも馴染みの深い文学作品と結びついているため、多くの参加者の興味を引きました。連雲港は、日本と歴史的に深いつながりを持つ地域であり、徐福の伝説も有名です。これにより、日本と連雲港のさらなる文化的な交流が期待されています。

連雲港観光(日本)ピーアールセンター設立



特に注目すべきは、東京で公式に設立された「連雲港観光(日本)ピーアールセンター」です。このセンターは、連雲港に関する観光情報を積極的に発信し、日本市場でのプロモーション活動を強化する役割を果たします。副局長の賀善鉄氏は、今後ますます頻繁に観光情報を発信していくことを約束しました。

セミナーの内容と参加者の反応



大阪では、ヒルトンホテルでのセミナーに、約50名の旅行業界関係者が集まりました。中国国家観光局駐大阪代表処の代表や、日本旅行業協会の関係者も参加し、連雲港の魅力について熱心に耳を傾けていました。また東京では、ホテルニューオータニで同様のイベントが行われ、こちらでも多くの旅行業界の人々が参加しました。

セミナーは、「歴史の文化がある町」や「神秘の西遊の城」といった6つのキーワードを基に、連雲港の多様な魅力を紹介しました。また、京劇の演目「美猿王」や人気ドラマのテーマソングのパフォーマンスも行われ、会場は盛況のうちに盛り上がりました。

商品発表と参加者の声



このセミナーでは、「大聖故里寻梦西游」や「徐福故里 游山海仙境」をテーマにした旅行商品も紹介され、参加者たちからは興味を持つ声が多数上がりました。そして、ラッキーロットで連雲港のクリスタルアームリングが当選者にプレゼントされ、さらなる関心を集めました。

参加者のなかには、「子どもの頃に『西遊記』を読むのが好きだったので、実際に孫悟空の故郷に行ってみたい」との声や、「アームリングはとても素敵。連雲港についてもっと知りたい」といった反響が寄せられました。終了後には、連雲港代表団との活発な意見交換も行われ、ネットワークの構築が進むこととなりました。

今後の展望



今回のセミナーは、大阪と東京で成功裏に終わり、日本と連雲港の交流を深めるための良いスタートとなりました。日本の旅行業界によっても、連雲港を訪れるためのルートやプランが徐々に広がっていくことが期待されます。観光促進の取り組みを通じて、今後両国の関係がより深まることを願っています。

会社情報

会社名
連雲港市旅游局
住所
中国江蘇省連雲港市郁州南路12号3階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。