被爆81周年を祝う参加型アートプロジェクト「Re:Arch Hiroshima」
広島市の相生通りで、2026年8月6日(木)19時から21時まで、参加型アート「Re:Arch Hiroshima」が開催されます。このプロジェクトは、原爆慰霊碑のアーチを模したもので、通行人が木製の円盤ブロックを一枚ずつ差し込んでいくことで、参加者全員が平和のアーチの制作に関わることができます。
祈りと観ることを超えて
毎年8月6日には、広島に多くの観光客が訪れますが、夜の街では慰霊や鑑賞の場が限られています。「Re:Arch Hiroshima」は、このような現状に対する一つの解決策として、訪れる人々が自ら手を動かして平和に対する思いを表現できる機会を提供します。
木のブロックを差し込むという行為は、誰でもでき、初めて訪れる人でも参加がしやすいものです。アートを通じて平和を「学ぶ」だけでなく、「組む」ことで自分自身の気持ちを表現する時間が生まれます。
被爆樹木を使ったアートの創造
今回の「平和のアーチ」では、広島県産の木材に加え、被爆樹木から製材したブロックも使用されます。これらの木々は、使用を終えた後も人々の生活と共に歩んできた貴重な存在です。80年以上の年月を経て、旅行者や地域の人々によってアーチの一部となることは、このプロジェクトに象徴的な意味を持たせます。また、リサイクル材を活用することで、環境への配慮もなされています。
同日に合わせた「トモスハチロク」イベント
さらに、この日には「トモスハチロク」という新たなイベントも開催され、相生橋を中心としたエリアが歩行者空間となります。音楽、ライトアップ、キャンドルなどを通じて、広島全体で平和の願いを共有する特別な夜です。「Re:Arch Hiroshima」は、このトモスハチロクの一環として実施され、参加者同士が新たなつながりを感じる場を提供します。
プロジェクトの信念
主催者の長谷川忠広さんは、「このプロジェクトは、過去を学びつつ、今ここ広島で平和な時間を共に過ごすことを感じ取ってほしい」という思いから始まりました。アーチを組む瞬間に、知らない人と息が合い、年齢や国籍を超えて共感が生まれることが、このプロジェクトの醍醐味です。
彼は「8月6日の夜に、慰霊の街の片隅で、平和を表現する時間を創出したい」と語ります。
開催概要
- - 名称: Re:Arch Hiroshima
- - 日時: 2026年8月6日(木)19:00〜21:00
- - 会場: 相生通り周辺(ひろしまゲートパーク近く)
- - 参加: 無料(予約不要・出入り自由)
- - 交通規制: 当日18:30〜21:30まで相生通りは歩行者空間となります。
この貴重な機会に、ぜひ足を運び、平和への願いを感じる時間を共に過ごしてみませんか。被爆の歴史をもとに、未来に向けた平和の想いを手に取り、一緒に形にしていきましょう。現在、取材や記録も受け付けていますので、興味のある方はぜひご連絡ください。