下北沢に誕生した新しい町「BONUS TRACK」
2020年4月、中野や恵比寿で有名な下北沢に新たな拠点として「BONUS TRACK」(ボーナストラック)がオープンしました。この場所はただの商業施設にとどまらず、地域の人々が共に作り上げていく新しいスペースを提供しています。下北沢駅と世田谷代田駅のほぼ中間に位置し、小田急電鉄が開発する「下北線路街」の一環としてスタートしました。
BONUS TRACKの魅力
「BONUS TRACK」は、飲食店、物販店、コワーキングスペース、シェアキッチン、そして広場などがあり、多様なイベントが開催される場でもあります。ここを訪れる人々は自らこの場所のカルチャーを形成する一員となり、新たな交流の場を楽しむことができます。地域の魅力を最大限に引き出すための設備が整っており、来場者が自然に参加しやすい仕組みが用意されています。
アートの力で繋がる「BONUS TRACK DARUMA AUCTION」
特に注目したいのが、アーティストによる作品展示とチャリティオークション企画「BONUS TRACK DARUMA AUCTION」です。2020年10月10日から22日まで、BONUS TRACKの中央棟1Fで開催されたこのイベントでは、「だるま」をテーマにしたアート作品が展示され、オークション形式で販売されました。
参加アーティストには、イラストレーターの一ノ瀬雄太や、アニメーション作家の冠木佐和子などが名を連ねています。オークションの収益は、日本財団に寄付され、新型コロナウイルスの緊急支援に役立てられることとなりました。
音楽と共に楽しむ「MUSICIAN’s MARKET」
下北沢は音楽の町としても知られていますが、その特徴を活かしたイベントとして「MUSICIAN’s MARKET」も実施されました。2020年10月3日と4日の二日間にわたり、さまざまなミュージシャンが参加し、自らの音源やグッズの販売を行いました。ここでは、音楽に触れ合う場としての交流が生まれ、地域コミュニティの活性化にも貢献しています。
その他のグランドオープンイベント
BONUS TRACKのオープンに合わせて様々なイベントが開催されました。2020年10月1日にはメディア向けの内覧会、翌日の10月2日には「下北沢映画祭」のオープンニングトークが行われ、地元アーティストや映画関係者が集い、イベントを盛り上げました。また、10月4日には演劇とアートの交差点となるトークイベントも開催され、さらなる地域の文化振興に寄与しました。
未来に向けての展望
BONUS TRACKは、下北沢の活気ある文化とコミュニティを象徴する場所として、これからも地域と共に成長していくことが期待されます。この新しい拠点が、どのように人々や文化を繋いでいくのか、ぜひその目で見て体験してみてください。
詳しい情報は、
BONUS TRACKの公式サイトや
下北線路街の公式サイトをチェックしてください。アーティストの作品や地域のイベントを通じて、下北沢での新たな経験をぜひ楽しんでください。