ふじおか幼稚園とGKA共同の新クラス開講！未来のリーダー育成に挑む

ふじおか幼稚園とGKAが手を組んだ新たな教育のカタチ

2025年8月9日、栃木県栃木市にある認定こども園、ふじおか幼稚園が、ぐんま国際アカデミー（GKA）との新たな教育プログラムをスタートさせることを発表しました。この取り組みは、英語教育と非認知能力の育成をバランスよく行い、未来を切り開くリーダーを育成するものです。

ふじおか幼稚園の教育方針

ふじおか幼稚園は、1970年代から独自の教育法「ふじおかメソッド」を実践し、子ども達に「立ち上がるチカラ」を育むことを目的としています。この「立ち上がるチカラ」とは、自ら考え行動できる力を意味しています。園長の市村弘貴は、これまでの教育経験を元に、「やりぬく力」「やる氣」「自制心」「協調性」「社交性」の5つの柱を通じて、子どもたちの能力を高めています。

最近の社会では、世界の変化に対応する力が求められています。それだけでなく、知識を超え、自ら考え行動する能力が重要視されています。ふじおか幼稚園は、そんな教育の必要性を肌で感じ、非認知能力を育成することでそれに応えています。

英語を通じて未来のリーダーを育成

新しく開設されたプログラムは、ふじおか幼稚園の教育法とGKAの英語イマージョン教育を融合させたものです。単に英語を学ぶのではなく、英語で考え、英語で伝える経験を提供することで、子どもたちは言語能力と非認知能力を同時に育てます。

特に注目されるのは、英語使用が授業の枠を超え、日常生活の中に溶け込んでいる点です。これにより、子どもたちは自然な形で英語に親しみ、自ら言葉を発信する姿勢を養います。説明会には、県外からも多くの保護者が訪れ、その関心の高さが伺えました。

期待される効果と今後の展望

アプローチの大きな特徴は、英語が単なる教材ではなく、子どもたちの成長を後押しする手段である点です。英語と非認知能力の育成を並行して行うことで、将来直面するであろう多様な課題を乗り越える力をはぐくむことができます。

質疑応答では、英語初心者のためのサポートや、日本語とのバランスについての質問が寄せられる中、園長は具体的なサポート体制を紹介。保護者からは「幼稚園から明確に未来像を示してくれることに共感した」という声が多く上がりました。

2015年8月19日（火）には、新クラスの第2回説明会が開催予定で、入園受付は2025年9月9日（月）より開始されるとのこと。園長は、このクラスが子どもたちの未来に大きな影響を与えると確信しており、さらなる発展を期待しています。

ふじおか幼稚園の地域貢献とビジョン

ふじおか幼稚園は、教育だけでなく、地域への貢献にも力を入れており、イベントなどを通じて地域とのつながりを深めています。社会のニーズに応える教育を通じて、次世代を担う子どもたちの可能性を引き出すことが園の重要な使命です。

今回の新プログラムは、その一環として位置づけられ、未来を担う人材の育成を目指しているのです。市村園長は、「教育を通じて子どもたちが未来を切り開く力を得ることが私たちの願いです。英語は手段であり、最終的には子どもたちが世界とつながり、自分自身の未来を形作る力を持つことが重要です。」と力強く語りました。