保育ICT検定
2023-01-24 09:30:01

新しい時代の保育を支える「保育ICT検定」の魅力とは

保育ICT検定創設の背景



保育業界は、職場環境の改善や子どもたちの安全、経費削減など多くの難題に直面しています。これらを解決するために、近年ではICTの導入が進む一方で、多くの職員がICT化に対する課題を抱えています。

例えば、システム導入後に何から手を付ければいいのか分からない職員や、ICTの利点をうまくコミュニケーションできない職員が存在します。そこで、保育ICT検定を設けることで、ICTに関する深い知識と実践力を持った人材を育成し、問題解決能力の向上を図ろうという目的が生まれました。

保育ICT検定の目的



この検定の基本的な目的は三つです。

1. 人材の育成
受験を通じて保育現場に必要なICTの知識とスキルを習得し、そこで活躍できる人材を育成します。

2. 自走できる施設へ
多数の職員が受験することで知識が共有され、問題が発生した際にも自分たちで解決できる体制を構築します。

3. ICT活用の推進
検定によって獲得した知識を目に見える形にし、ICTの活用を推進する職員を支援します。

保育ICT検定初級の内容



初級検定では、ICTの基礎知識と保育システムを中心に学びます。実際には、全国的に導入されているコドモンを例に取ることで、具体的な機能や活用方法について実践的に学べる機会が提供されます。

受験者が自己のICTスキルを高め、保育現場でのICTプロジェクトに携わるための基盤を築くことができます。

第1回検定実施と申込方法



この初級検定は保育者やICTに興味のある方、それから保育士を目指す学生を対象としています。受験料は無料で、申込みは公式ウェビナーから可能です。受験前にはオンラインでの事前講座があり、その後指定されたサイトで試験を受ける形式になっています。合格基準は講座後の正答率65%以上です。

受験の流れは以下の通りです。
1. オンライン事前講座の受講(30分)
2. 試験用Webページの案内を受け取る
3. PCまたはスマートフォンで試験にアクセスし受験する

保育のICT化を進める意義



保育業界では依然として手書きや電話で行われている業務が多くありますが、これをICTの活用によって効率化することが求められています。大切なコミュニケーションを維持しつつ、ICTを活用することで業務の負担を軽減し、保育の質を向上させることが可能です。

一般社団法人保育ICT推進協会について



この取り組みを主導する一般社団法人保育ICT推進協会は2021年に設立され、愛媛県西予市に本社を構えています。代表理事の三好冬馬氏は、自らも保育士としてICT導入に取り組んできた経験をもとに、同協会を設立しました。

ICT化が進むことで、保育士たちの業務負担を軽減し、より良い保育環境を提供できるよう取り組んでいます。今後も保育者とICTシステムの架け橋として、全力でサポートしていく意向を示しています。

会社情報

会社名
一般社団法人 保育ICT推進協会
住所
愛媛県西予市宇和町郷内1404-1
電話番号
070-4030-2377

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