JVCケンウッド、公共安全市場向け無線システムの新たなソリューションを発表
2026年6月16日から18日までの3日間、イギリス・ロンドンにて「CCW 2026(Critical Communications World 2026)」が開催されました。このイベントでは、公共安全市場に特化した業務用無線機器やシステムが展示され、JVCケンウッドも出展しました。
ブースの見どころ
JVCケンウッドのブースでは、警察、消防、救急といったミッションクリティカルな現場に向けた無線システム機器やソリューションを紹介しました。特に注目を集めたのは、新たな中期経営計画「VISION2030」に基づき進められる戦略です。
この計画では、セーフティ&セキュリティ分野の中核事業である無線システム事業において、事業ポートフォリオの最適化が図られ、ナローバンド領域が成長の牽引役として位置づけられています。一方、ハイブリッド領域は新たな挑戦とされ、グローバル市場への展開が目指されています。
展示会では、ハイブリッド領域における新たなラインアップとして、相互通話ソリューション「Viking Connect」が欧州市場や他の国々に向けて紹介されました。このソリューションは、ブロードバンド通信を活用して高品質な相互通話を実現するものです。
主要展示内容
- - IP無線サービス「ESChat」を活用した相互通話ソリューション「Viking Connect」
- - 新モデル「KCH‑22V」を搭載した車載用無線機「VM6000」
- - P25対応のレピーターシステム「ATLAS」と統合指令ソリューション
- - DMRサイマルキャスト対応レピーターシステム「KAIROS」
これらの製品群は、公共安全現場における通信の質を向上させ、迅速な情報の共有を可能にすることを目的としています。
将来的な展望
JVCケンウッドは、無線システム事業を通じて、グローバルに事業を展開しつつ、さらなる成長を維持していくとしています。企業としての目標は、安心・安全な社会の創造に貢献することです。
関連技術と商標
「ESChat」は製造元San Luis Aviation, Inc.の商標であり、今後、このサービスを完全子会社化する計画もあります。また、P25やDMRといった業界規格に対応した製品は、デジタル無線通信の新たなスタンダードを形成しつつあります。
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