アカウント管理の新時代
2025-12-23 15:17:54

新機能満載!アカウント管理アプライアンス「Account@Adapter+ V7」が登場

新機能満載!アカウント管理アプライアンス「Account@Adapter+ V7」が登場



エイチ・シー・ネットワークス株式会社(東京都台東区、代表取締役社長:田中 宗)が、09年ぶりとなる新バージョンの認証・アカウント管理・証明書発行・DHCPアプライアンス「Account@Adapter+ V7」の提供を始めました。この新バージョンは、急速に変化するセキュリティ環境に対応し、業務の効率性と安全性を両立させるための革新的な機能を搭載しています。

バックグラウンド



最近、パンデミックの影響や働き方改革が進む中、リモートワークやクラウド活用が加速しました。この流れを受け、社内のどこからでもアクセスできる無線LAN環境が整備され、ネットワークアクセスに対するセキュリティ強化の必要性が一層高まっています。これに伴い、証明書の有効期限が短縮されたり、主要なメールサービスが認証方式を変更するなど、環境が大きく変わってきています。

「Account@Adapter+ V7」は、これまで以上に安全かつ効率的な認証運用を実現するための機能を強化しました。

主な新機能



1. ACMEプロトコルによるTLSサーバー証明書の自動管理



今後、TLSサーバー証明書の有効期限が大幅に短縮されることが決定されており、これにより更新頻度が増加します。本バージョンでは、証明書の自動取得および自動更新を可能にするACMEプロトコルに対応し、運用負担を大きく軽減します。これにより、有効期限切れによるサービス停止のリスクも防止できます。

2. OAuth 2.0によるメール安全性の確保



MicrosoftやGoogleがSMTP AUTHの廃止を計画している中、本バージョンではメール送信機能にOAuth 2.0認証を導入。これにより、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのクラウドサービスを安全に利用できるようになりました。これにより、ID・パスワードの保存管理が不要となり、情報漏洩リスクも大幅に削減されます。

3. iPSKによる無線LANセキュリティの向上



iPSK技術の導入により、各デバイスやユーザーごとに異なるPSK(プリシェアードキー)を設定でき、従来のシステムよりもセキュリティが強化されました。共通鍵運用に伴うリスクを軽減しつつ、柔軟な無線LAN認証の構築を支援します。

4. 自動的なKeyUsageの付与



証明書の信頼性や適合性が求められる中、KeyUsage拡張領域を適正に付与することが重要です。本バージョンでは、TLSサーバー証明書の発行時に必要なKeyUsageを自動的に付与する機能を実装しました。これにより、Appleが定めた要件を満たし、スムーズな接続を実現します。

エイチ・シー・ネットワークス株式会社について



1981年に設立されたエイチ・シー・ネットワークスは、ITインフラの統合ベンダーとして、40年以上の技術力を背景に、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、クラウドにわたる各種プロダクトやサービスを提供しています。今後も、持続可能で豊かな社会の実現に向けて、ITの力を活用し続けます。

今後の展望



「Account@Adapter+ V7」による新機能は、日々変化するセキュリティニーズに応える形で進化を遂げています。企業や組織において、安心・安全なIT環境の提供がますます重要視される中、本製品はその期待に応えることができるでしょう。詳細は製品ページ(こちら)からご覧いただけます。


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会社情報

会社名
エイチ・シー・ネットワークス株式会社
住所
東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル5F
電話番号

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