BNZのデジタル化
2019-09-30 17:26:46
BNZ銀行がマネーソーを活用しデジタルバンキングを革新
BNZ銀行とマネーソーの提携によるデジタルバンキングの進化
ニュージーランドに拠点を置くBNZ銀行は、デジタルバンキングの強化に向けて、AI技術を採用したマネーソーとの提携を発表しました。この取り組みは、顧客が自身のお金をより良く管理できるようサポートする新しいサービスの提供を目指しています。
BNZのChief Operating OfficerであるHaward Silby氏は、顧客のお金に対するアプローチを重視した新しいデジタルプラットフォームの開発を進めてきたと述べました。彼は、「従来の銀行業務の枠を超えた提案を行うことが、今後のサービスの鍵になる」といったことを強調しています。マネーソーが提供するAIソリューションにより、BNZは顧客への助言やインサイトを提供することが可能となります。
マネーソーのCEO、Olivier Berthier氏は、「BNZはデジタルバンキングにおけるパーソナライズの重要性を早くから理解しており、その結果、顧客体験を向上させるための強力なツールを提供できることを非常に嬉しく思っています」とコメントしています。これにより、BNZのマネーマネジメントアプリがより次世代のものへと進化することが期待されます。
さらに、マネーソーは2023年6月に日本でも法人を設立しました。日本市場においても、デジタルバンキングの差別化に貢献するために様々な施策を展開していく計画です。特に、金融機関が持つデータを効果的に活用したパーソナルなレコメンデーション機能など、利用者に寄り添ったサービスの提供を目指します。
マネーソーは2013年に設立され、その後、DBS銀行やANZ銀行など、多くの国際的な金融機関に採用されています。日本では、2017年にフィンテックビジネスキャンプ東京やFIBCのファイナリストとして注目を集め、直近ではPlug and Play Japanのアクセラレーションプログラムにも参加するなど、フィンテックの業界で着々と地位を確立してきました。特に、ブロックチェーンやAIを用いたテクノロジーの進化に伴い、金融機関とのパートナーシップがますます重要視される中、マネーソーはそのリーダーとしての役割を担っています。
BNZ銀行の歴史は1861年まで遡ります。以降、ニュージーランド国内で、個人から法人まで幅広い顧客に向けて金融サービスを提供してきました。現在、BNZは4700人の従業員を擁し、150以上の店舗と33のビジネスセンターを持つ、業界内でも競争力のある銀行として知られています。また、BNZは環境への配慮から、カーボン・ニュートラルな取り組みも推進しています。
このように、BNZ銀行とマネーソーの連携は、今後のデジタルバンキングの潮流を先取りするものとなっており、顧客のニーズに合わせたサービスの提供が期待されています。デジタル化が進む中、私たちの金融環境もいかに変わっていくのか、その行方に注目です。
会社情報
- 会社名
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マネーソー株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋本町3-3-6ワカ末ビル7階
- 電話番号
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