明治記念館が贈る、特別な結婚式のためのオリジナルティアラ

明治記念館オリジナルティアラの新展開

東京都港区の明治記念館が、ティアラデザイナーの紙谷太朗氏とコラボレーションし、特別なブライダルジュエリーを制作しました。このプロジェクトは「美しい日本の結婚式」をテーマに、和装でも洋装でも似合う洗練されたデザインを目指しています。

オリジナルティアラ・髪飾りの魅力

5月23日から、明治記念館オリジナルのティアラと髪飾りのレンタルが開始されることが発表されました。このティアラは、古代ギリシャの美学を踏まえ、和平と気品の象徴となる月桂樹がモチーフとして採用されています。職人の手によって一枚一枚丁寧に彫られた葉と、真珠の使い方が際立つ魅力的なデザインは、花嫁にとって忘れられない装飾品となります。

このティアラを収納するジュエリーボックスは、日本の名匠が手掛けた「インテリア茶箱」で、季節の草花の模様が施されています。この特製ボックスは、見た目が美しいだけでなく、アイテムを安全に保護する役目も果たします。多くのカップルがこのジュエリーによって、特別な日をより一層華やかに演出できるでしょう。

レンタル価格と商品詳細

レンタルの価格は以下の通りです:

- オリジナルティアラ: 55,000円（税込）
- オリジナル髪飾り: 27,500円（税込）
- オリジナルネックレス: 27,500円（税込）
- オリジナルイヤリング: 各16,500円（税込）

デザイナー紙谷太朗氏について

紙谷太朗氏、別名TARO KAMITANIは、2008年に自身の結婚式のために手作りのティアラを制作したのがきっかけで創作活動を開始しました。以来、700点以上のオリジナルティアラを手がけ、いくつかの国際的なセレブリティのジュエリー制作にも携わってきました。2024年には「観音山ティアラミュージアム」の開館も予定されています。彼は明治記念館オリジナルティアラについて、「このティアラが花嫁の人生の記念となることを願っています」と語っています。

明治記念館の歴史

明治記念館本館は1881年に竣工され、元赤坂に位置する歴史的な建物です。結婚式場として1947年の開館以来、21万組以上のカップルが新しいスタートを祝ってきた場所でもあります。格式あるこの施設は、様々な用途で利用され、最近ではレストランやパーティーの場としても人気を集めています。また、近年では東京都指定有形文化財に指定され、その歴史的価値が認められています。