特注照明の展示会、海外の優れた技術を結集したサステナブルなモノ作り

特注照明の展示会、メイドインジャパンの魅力

2023年12月6日から11日、東京・表参道のTIERS GALLERYにて、株式会社レガレリーアが主催する特注照明の展示会が開催されます。この展示会は、特注照明エキスパート・長谷川雅紀が手掛けるもので、サステナブルなモノ作りをテーマにしています。

サステナブルな特注照明

特注照明の制作は落ち着いたトーンでデザインされ、日本の伝統工芸やSDGs素材を活用した照明が並びます。昨年オープンしたホテル「五島リトリートray」で製作された照明や、作家とのコラボレーションによる作品など、全体で約12点が展示され、訪れる人々に新しいデザインの可能性を伝えます。

展示会開催中、長谷川が在場しています。参加者は特注照明の制作プロセスや興味深い裏話を聞きながら、具体的な制作相談をすることもできる貴重な機会です。特に、展示作品はデザイン、素材、技術が絡み合って形を生み出す「縞（CROSS OVER）」というテーマで表現されています。

注目の展示内容

展示会では、様々な特注照明に関する情報が披露されます。その中には、以下のような内容が含まれています。

1. ホテル照明が形になるまで
橋本夕紀夫デザインスタジオとの協力により、ホテル「五島リトリートray」での照明製作過程を紹介。デザイン案やモックアップの実物を通じて、裏話を聴くことができるでしょう。

2. 伝統工芸とアーティストのコラボ
有松鳴海絞りとテキスタイルアーティストの安達大悟が手がけた美しい照明が展示され、文化とアートの融合を感じることができます。

3. SDGsに基づく照明
STUDIO RELIGHTが制作したリサイクルガラスを使った照明もあり、廃棄物を生まれ変わらせる工夫が詰まっています。

4. 愛でる磁器照明
飛松灯器との共同開発による、磁器を用いた照明が登場。ジャパニーズデザインそのものの、美しい光の演出が期待されます。

5. 折り紙シェードの魅力
日本の伝統技術を活かした折り紙照明もあり、幾何学的な美しさが際立っています。

6. ワークショップ
訪問者が自分自身でランプやシェードを組み合わせ、オリジナル照明を作ることができるワークショップも実施されます。

開催概要

- 会期: 2023年12月6日（水）～12月11日（月）
- 時間: 15時～20時（12月6日、8日のみ18時まで）
- 入場料: 無料
- 会場: TIERS GALLERY by arakawagrip 〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-7-12

未来への取り組み

長谷川雅紀は、特注照明の重要性を強調し、SDGsや受注生産に基づくモノ作りの必要性を語ります。「これからは必要なモノを必要なだけ製造することが求められています」という彼の言葉には、サステナブルな未来への希望が込められています。

「メイドインジャパン」に対するこだわりも強く、特注照明の製作を通じて日本独自の伝統技術と現代技術を融合させ、新しい照明の可能性を探っています。彼は、経済の持続可能性も考慮しながら、次世代の若者にモノ作りの魅力を伝える役割を担いたいと語ります。

この展示会を通じて、参加者は特注照明を制作する際の新たな視点と可能性を発見することでしょう。展示会の詳細や今後のイベントについては、公式サイト等で確認してください。