劇的な舞台が伝える命の大切さ
2024年12月13日と14日、東京都江戸川区の総合文化センターにて、社会貢献ミュージカル「明日への扉」が上演されます。これは学校法人滋慶学園が主催するイベントで、学生たち自らが企画から制作、出演までのすべてを手掛ける特別な公演です。彼らはこの舞台を通じて、骨髄移植によって救われる命の重要性を広く伝える使命を持っています。
「明日への扉」は、初演から30年を迎えた作品で、骨髄移植とその必要性についての認知を高めるために作られました。現在、日本には約56万人のドナー登録者がいますが、依然として移植を受けられる患者は限られており、さらに多くの支援が求められます。
公演の概要
- - 日時: 2024年12月13日(金) 13:00開演・18:00開演、12月14日(土) 14:00開演
- - 場所: 江戸川区総合文化センター 大ホール
- - 入場料: 高校生及びMyスクール生は無料、一般は10,000円
学生たちの熱い想い
公演準備の中で、出演者はそれぞれが持つ使命感や成長の実感を語っています。ある学生は、「命の大切さを精一杯伝えられるように、稽古を一回一回大切に真剣に取り組んでいます」と話しました。他の学生も、技術向上や人との関わり方を学ぶ貴重な機会と捉えています。
さらに、学生たちは骨髄移植についても熱心に学んでおり、ドナーと患者さんの適合の重要性や、ドナー登録の必要性を一人でも多くの人に伝えたいと考えています。
スタッフの思い
演者だけでなく、スタッフ陣も独自の思いを持って公演に取り組んでいます。元キャストのスタッフは「今頑張っている人たちを全力でサポートしたい」と語り、初めてのミュージカル制作に挑むスタッフも新たな挑戦に感動を覚えています。
社会貢献の意義
「明日への扉」はただのミュージカルではなく、命の大切さや友情、そして白血病について学ぶ絶好の機会でもあります。特に、観客にはこの作品を通じて命の素晴らしさや儚さに気づいてもらいたいとスタッフは願っています。
次の展望
2025年6月16日には、大阪・関西万博内のEXPOホールでの公演も予定しており、今後も多くの人々にその重要なメッセージが届くことを期待されます。今回の公演が成功し、さらに多くのドナー登録者が生まれることを専念を込めて願いましょう。
詳しい情報は
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