建設業の未来を語る対談記事
若手社員の育成や地域密着型の取り組みが注目される中、白石建設工業株式会社とSORABITOの対談企画が始まりました。この企画は「GENBA CROSS TALK ~建設の未来を創るリーダーインタビュー~」と題され、建設業界のリーダーたちが語るリアルな声をお届けします。
株式会社SORABITO(本社:東京都中央区)は、業界のデジタル化を進めるサービスを提供し、建設現場における資機材の管理や点検業務を効率化しています。彼らは地域で活躍する建設会社との対話を通じて、未来に向けた提案を行うことを目的としています。
初回インタビューの内容
この企画の初回には、愛媛県新居浜市に本社を置く白石建設工業の代表取締役、白石尚寛氏が登場。さらに、土木部長の藤田公昭氏と若手社員シンジャリ・マハデブ氏も加わり、企業の理念や取り組みについて語りました。
白石建設工業は、地域に根ざした事業を行いながら、若手や多国籍社員の活用を奨励し、多様な才能を活かす組織作りに取り組んでいます。この対談では、特に彼らの「人を育てるマネジメント」に焦点が当たります。若手社員がどのように成長を遂げているのか、また、社内の教育体制や指導方法について具体的なエピソードを交えて紹介されました。
地震から学んだ価値観
白石社長は、東日本大震災をきっかけにその価値観が変化したと話します。安全第一の現場環境の重要性や、社員一人一人の健康が業務に与える影響について考慮するようになりました。また、デジタルツールを活用することで、点検・承認業務の効率化を図り、削減されたアナログ作業がどれほど現場のストレスを軽減しているかについても語られます。
「GENBAx点検」の活用
特に注目されたのが「GENBAx点検」という新しいサービスです。これにより、建設機械や設備の点検がペーパーレスで行えるようになり、作業員の健康チェックも含まれるこのツールは、業界の安全性と効率化の向上に寄与しています。点検結果はリアルタイムでパソコンやスマホから確認でき、承認作業も電子化されたことで、業務の流れが一新されつつあります。さらには、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」にも登録されたことからも、革新的なサービスであることがわかります。
今後の展望
このシリーズは、今後も続々と全国各地の建設会社と対談を行い、業界の未来に対するさまざまな視点を提供していく予定です。地域の特色を反映した建設業がどのように変わっていくのか、現場で働くリーダーの声を通じて、多くの読者に新たな発見をもたらすことを期待しています。
詳細な内容は、公式ウェブサイトの第1部をぜひご覧ください。