女性のためのライフスタイル支援イベント更年期に向き合うトークが開催されました

更年期に寄り添う女性のライフスタイル支援

クレアージュ東京レディースドッククリニックが主催したトークイベントが、10月28日に東京都千代田区で行われました。このイベントは、世界メノポーズデーに合わせて開催され、トータルビューティーアドバイザーの川上桃子さんと、クレアージュ婦人科顧問の大島乃里子医師が特別講演を行いました。

プレ更年期世代の不安とは

参加者たちは、更年期を迎えることに多くの不安を抱えています。クレアージュが行った調査によれば、35歳から45歳の女性の約3分の1が「これからの更年期に不安を感じている」との結果が出ました。更年期は個々の症状が異なるため、誰もが同じように悩むのも無理はありません。

プレ更年期とは、女性ホルモンの分泌が不安定となり、心身に変化を感じる頃を指します。そのため、月経不順や頭痛、気分の変動などが見られることがあります。自身の症状を早めに把握し、適切な対策を取ることが大切です。

更年期ドックの提案

クレアージュではこのような悩みを軽減するため、特に40代～50代の女性向けに「更年期ドック」プランを新設しました。このプランでは、女性ホルモンの状態や骨密度の測定を行うことができ、将来的な健康管理に役立ちます。新設されたライトプランは、より気軽に参加できる内容で、一般的な健康診断では受けにくい検査を行います。

トークイベントの内容

イベントでは、大島医師が女性ホルモンの基礎知識を披露し、続いて川上さんが実際に体験している更年期の症状や対処法について語りました。川上さんは、「最近、生理周期が短くなり、暑さを感じることが増えました。自分の快適性を維持する工夫が必要です」と発言しました。さらに、彼女は「お洒落は我慢ではなく、快適に過ごせるスタイルを選ぶことが重要」と参加者にアドバイスしました。

大島医師は、食生活や家族との協力の重要性にも言及し、「食事に気を配ることが健康維持に繋がります」と話しました。また、忙しい生活の中でも自分を大切にすることが大事だと強調しました。

質問コーナーでの意見交換

イベントのクライマックスでは、参加者からの質問コーナーが設けられ、大島医師が「どの程度の症状で病院へ行くべきか」という問いに対し、「辛いと感じたら、早めに医療機関を受診してほしい」と応じました。また、具体的な健康診断の重要性についても触れ、参加者の理解を促しました。

最後に、川上さんと大島医師から参加者へのメッセージが贈られ、イベントは盛況のうちに終了しました。これからも彼女たちが情報を発信し、より多くの女性が前向きに更年期を迎えられるよう努めていくことでしょう。